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アップルがTime Capsuleの不具合を正式に発表、無償交換へ
アップルの無線対応ルータ機能付きNAS「Time Capsule」で不具合が報告されている。該当モデルは無償修理/交換で対応する。
アップルは、同社のIEEE802.11a/b/g/n(デュアルバンド)対応ルータ機能付きNAS「Time Capsule」で、「電源が入らない」「起動後に予期せずシャットダウンする場合がある」という不具合があり、一部該当製品の無償修理/交換を行うと発表した。
対象となるのは、本体底面のシリアル番号が「XX807XXXXXX 〜 XX814XXXXXX」と記載されているモデルで、2008年2月から2008年6月の間に販売されたもの。このため、アップルのサポートフォーラム(Apple Discussions)では以前から不具合の報告が相次いでいた。
アップルは該当する一部モデルについて無償修理/交換で対応するとともに、ユーザーが使用中のTime Capsule内にあるデータを保持したい場合は、ピックアップ&デリバリー修理サービスも実施するという(ただし、その際のデータ損失の責任は負わないとし、バックアップを推奨している)。また、過去にこの不具合により負担した修理/交換費用の返金については、「アップルにお問い合わせください」としている(国別問い合わせ電話番号一覧)。
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