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ガマンを強いるオフィスPCへのアンチテーゼ、パナソニックの15.6型「Let'snote B10」の狙い:A4ノートも“Let'snote”ならこう変わる(2/2 ページ)
パナソニックは、Let'snote新モデルにこれまでより大型の「Let'snote B」シリーズを追加。“作業効率は落とさず、不満なく持ち運べる”のビジネスニーズを満たすシリーズとして展開する。
Let'snote B10の分解モデルをチェック
15.6型ワイドの液晶ディスプレイを内蔵するPCなので、サイズはそれなりに大きい。ただ、手にすると、このサイズならこのくらいの重さだろうと想像できる人ほど、その軽さに驚く。分解モデルも公開。これまでのLet’snoteシリーズで培った小型・軽量・低消費電力・優れた冷却性能といった技術をふんだんに盛りこんだという。マザーボードは手のひらサイズだ
マイレッツ倶楽部のオプションでさらに軽量(マイナス120グラム)なSバッテリーやパナソニック製PCとしては(意外に)初となるBlu-ray Discドライブのオプション・カスタマイズメニューも用意する。おなじみの円形のトラックポインタは上下どちらを押しても機能する「ツインクリックボタン」機構を新たに搭載。また、従来シリーズと違い、フットプリント、特に奥行きサイズを縮小するため、無線LANのアンテナはディスプレイ部からキーボード面の左右に移設された。アンテナ特性のチューニングにより、この位置でも従来シリーズ同等の送受信性能を実現するという
クラス最小のフットスペースを実現するため、航空機や列車の座席付属テーブルでも不便なく使えるのもポイント。マイレッツ倶楽部にて、カラー天板のカスタマイズメニューも用意する。B10はオフィスA4ノートの代替を主テーマにするため、他シリーズと異なり3GやWiMAXモジュール内蔵のオプションは用意しなかったという。ただ「いつでも・どこでも」の利用シーンにワイヤレスインターネット環境は不可欠。ニーズに応じて今後の検討課題にしたいとのことだ
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