新型MacBook Pro説明会――「Sandy Bridge」×「Thunderbolt」で中も外も高速に:すべてB3ステッピングで出荷(2/2 ページ)
アップルが新型「MacBook Pro」の国内説明会を実施。新インタフェース「Thunderbolt」のデモが行われたほか、新モデルの強化点やバッテリーライフが短くなった理由などについて語った。
720pでFaceTimeが可能な「Facetime HDカメラ」とバッテリーのナゾ
機能面でもう1つ目を引くのは、従来の3倍の解像度である1280×720ドットでビデオ通話が可能になった「Facetime HDカメラ」だ。iPhoneと同じようにアドレスや最近の履歴から通話相手を簡単に探せるほか、通話画面の縦/横表示をワンクリックで切り替えたり、プレビューウィンドウ(自分側の映像)を好きな位置に動したりできる。また、16:9のフルスクリーン表示も可能だ。
「16:9のフルスクリーン表示はグループや家族みんなでビデオ会話をするときに便利です」(同社)。なお、通話ソフトの「FaceTime」は、新型MacBook Proすべてにプリインストールされている(旧MacはMac App Storeから115円で購入できる)。
一方、今回の発表で気になるのが、すべてのモデルでバッテリー駆動時間が短くなっていることだろう。これまで公称約8〜10時間ほどだったが、新型MacBook Proでは全モデルで約7時間になっている。
この点について聞いたところ、測定方法が(また)変わったとのことだった。具体的には、無線LAN接続も含めたテストで、実際に25の代表的なWebサイトにアクセスするように変更したという。これらのWebサイトではレンダリングやFlash広告の表示でシステムへの負荷が高く、実際のユーザーの挙動をより正確に反映している。ちなみに、現在の測定方法で旧MacBook Proのバッテリー駆動時間を測定すると、やはり約7時間程度になるとのことだった。「つまり、新しいMacBook Proはパフォーマンスを2倍にしながらも、バッテリー駆動時間は変わっていないということです」(同社)。
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「MacBookPro」をApple Storeで購入する
価格は、13インチが10万8800円〜、15インチが15万 8800円〜、17インチが21万4,800円〜。
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