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こんなときだから、公!私!動!で頼りになった「Let'snote B10」いやはや、本当にありがとう(2/3 ページ)

「Let'snote B10のレビューはもう掲載したじゃない」という声を押しての再登場。この数週間でLet'snote B10が私をいかに助けてくれたのかを紹介したい。

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過酷な海外取材で使ってみた

 海外取材では、広大な会場を終日“歩き回る”ことが求められる。もちろん、機材はすべて持ったままだ。また、デスクワークでは、撮影した画像を整理しながらWebブラウザを開いて公式な情報を確認し、かつ、撮影した動画で発言の内容を聞きなおしたりという作業と並行して記事を作成するため、どうしても、多数のフォームを開くことになる。

 こういう状況では、どれだけのフォームを同時に並べられるかが、作業効率に大きく影響する。解像度が1280×800ドットのThinkPad X200では、実質的にフォームを切り替えて(Alt+Tabキーの連打)撮影画像や動画、Webページをチェックしていたが、Let'snote B10では、すべてのフォームを表示したまま、同時進行で確認を進めつつ記事作成が行えた。作業ボリュームと作業時間の関係といったような“客観的なデータ”が示せないので、いまひとつ説得力がないかもしれないが、主観的な体感では、明らかに作業効率は向上した。

 気になる携帯性能についても、背負いタイプのビジネスカバンにLet'snote B10をいれて、会場を歩き回った後の疲労感は、CeBIT 2010で同じバックにThinkPad X41を入れて歩き回ったときとほとんど変わらない。1920×1080ドットの解像度が表示できるノートPCをカバンに入れているのに、ThinkPad Xシリーズと体力の消耗が変わらないというのは、外歩きの仕事をするものにとって画期的なことだろう。

 なお、今だから話せるが、CeBIT 2011の取材中、高熱で身動きが取れず、意識も混濁した状態が数日続いた。文字通り“這うような”状態で、会場と宿泊していたハンブルクをICEで往復しつつ記事を掲載したが、体力を極度に消耗した状態で作業を継続できたのも、Let'snote B10の軽さと高解像度で実現した作業効率の高さのおかげと思っている。

CeBIT 2011会場のハノーバーメッセにあるプレスルームで活躍するLet'snote B10の勇姿。15.6型ワイド液晶ディスプレイ搭載ノートPCとしてはサイズを抑えているが、それでも場所を取るのは否めないところ(写真=左)。1920×1080ドットの高解像度のおかげで、Webページでデータ確認しつつ、撮影動画でスピーチの内容をチェックしながら原稿の執筆という複数の作業をフォームを切り替えることなくできるので、作業効率は向上した(写真=右)

やる気満々(ええっ!)のPC USER海外取材班としては、移動中のICEでも当然仕事だ! Let'snote B10と現地で調達したvodafoneのプリペイドSIMカードのおかげでICEから日本のサーバにアクセスして記事の掲載ができてしまう!ぐぇ〜(写真=左)。さすがにICEに用意されたテーブルでLet'snote B10はギリギリサイズだ。ただ、テーブルのつくりがしっかりしているので、キーを打っても不安を感じない(写真=右)

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