ニュース
“タブレットなLet's”もSandy Bridgeを搭載──「Let'snote C1」:2011年PC夏モデル
パナソニックは、4月22日にLet'snote C1の新モデルを発表した。プラットフォームに最新の“Huron River”世代を採用したのが特徴だ。
Let'snote C1は、液晶ディスプレイのヒンジに“トリプルヒンジ機構”を採用したコンバーチブルタイプのノートPCだ。液晶ディスプレイを反転するときにヒンジにかかる力を回転軸が設けられた本体両脇と中央に分散するので、ヒンジの耐久性が向上したほか、位置決めのピンやディスプレイと本体の間にできるすき間を埋めるゴム当てなどを用意することで、ディスプレイのぐらつきも軽減した。従来モデルから1年ぶりに新モデルが登場したことになる。
新しいLet'snote C1では、CPUに“Sandy Bridge”世代のCore i5-2520M(2.5GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.2GHz)を搭載し、チップセットも“Huron River”世代のIntel QM67 Expressを採用した。
メモリ容量は標準構成で4Gバイト、最大で8Gバイトと強化され、HDDも320Gバイトと従来の250Gバイトから増えている。本体サイズは299.2(幅)×226.5(奥行き)×30.6〜44.3(厚さ)ミリで、12.1型ワイド液晶ディスプレイ(解像度は1280×800ドット)を搭載する。本体に光学ドライブを搭載しない。
バッテリーも従来と同じ、2つのバッテリーを本体に搭載できる。どちらもホットスワップに対応して動作中に片方のバッテリーを交換することが可能だ。
Let'snote 店頭モデルの概要(その1) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | モデル名 | タイプ | 従来比較 | CPU | メモリ | HDD | OS | 実売価格 |
C1 | CF-C1 | コンバーチブル | CPU、メモリ、HDD強化 | Core i5-2520M (2.5GHz/最大3.2GHz) | 4GB (DDR3) | 320GB | 64ビット版/32ビット版7 Professional SP1 | 20万円前後 |
Let'snote 店頭モデルの概要(その2) | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シリーズ名 | モデル名 | 液晶 | 解像度 | チップセット | 光学ドライブ | GPU | vPro/オフィス | 重量 |
C1 | CF-C1 | 12.1型ワイド | 1280×800 | Intel QM67 | − | CPU統合 | ○/− | 約1460グラム |
関連キーワード
Let'snote | ワイヤレスWAN内蔵PC | Sandy Bridge | 1スピンドルノート | Huron River | マイレッツ倶楽部 | ノートPC | モバイルPC
関連記事
- A4ノートも“Let'snote”ならこう変わる:ガマンを強いるオフィスPCへのアンチテーゼ、パナソニックの15.6型「Let'snote B10」の狙い
パナソニックは、Let'snote新モデルにこれまでより大型の「Let'snote B」シリーズを追加。“作業効率は落とさず、不満なく持ち運べる”のビジネスニーズを満たすシリーズとして展開する。 - Let'snote B10の大画面ディスプレイと軽いボディにホレる
2011年春モデルで登場した新シリーズは、モバイルノートPCにあるまじきサイズのディスプレイを搭載。だが、その携帯性能はいい意味で見たものを裏切るだろう。 - 大画面フルHDを実現した“B”な新シリーズが登場──「Let'snote」2011年春モデル
パナソニックは、1月27日にLet'snoteの2011年春モデルを発表した。今回登場するのは、従来からの「S」「N」「F」「J」、そして新シリーズ「B」が加わった。 - 2011年PC春モデル:Let'snote初のフルHD対応新シリーズ──「Let'snote B10」
パナソニックは、1月27日にLet'snoteの新シリーズを発表した。同シリーズで最大となる15.6型ワイドディスプレイを搭載し、1920×1080ドットの表示が可能だ。 - 2011年PC春モデル:CPUとHDDを強化したハンドル“レッツ”──「Let'snote F10」
パナソニックは、1月27日にハンドル付きボディを採用する「Let'snote F」シリーズで、CPUとHDDを強化した2011年春モデルを発表した。 - 2011年PC春モデル:“ツウ”が好む軽量1スピンドルな“レッツ”も最新世代に──「Let'snote N10」
パナソニックは、1月27日に2011年春モデルとして「Let'snote N10 CF-N10」を発表。最新プラットフォームの採用で、価格を維持したまま性能をアップした。 - 2011年PC春モデル:“Sandy Bridge”の採用で性能とバッテリー駆動時間がアップ──「Let'snote S10」
パナソニックは、1月27日にLet'snote Sシリーズの2011年春モデルを発表。インテルの最新CPUを搭載し、型番も「10」にアップした。 - 2011年PC春モデル:プレミアムな“J”はSandy Bridgeをまとう──「Let'snote J10」
軽量1スピンドルの「Let'snote J」シリーズに2011年春モデルが登場。マイレッツ倶楽部モデルプレミアムエディションは、“Sandy Bridge”世代のCPUを搭載する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.