堅牢ノートPCも“Sandy Bridge”の時代に──「TOUGHBOOK」新モデル
パナソニックは、堅牢ノートPC「TOUGHBOOK」シリーズの「CF-31」「CF-19」に新モデルを投入した。CPUに“Sandy Bridge”世代のTDP35ワットタイプを搭載する。
TDP35ワットモデル採用で、性能は約2倍に
パナソニックは、8月10日にTOUGHBOOKシリーズ「CF-31」「CF-19」の新モデルを発表した。出荷開始はCF-31が8月26日、CF-19は9月20日の予定だ。オープン価格だが、想定価格はCF-31が45万3180円前後、CF-19が32万4760円前後となる見込み。
どちらも、CPUに“Sandy Bridge”世代のCore i5-2520M vProを搭載する。TDP35ワットタイプで、ベースクロック2.5GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.2GHzと、高クロック動作が可能だ。パナソニックの測定した従来モデルとの比較で、CF-31が、PCMark Vantageで従来の約1.5倍に、3DMark06で約2倍となり、CF-19では、PCMark Vantageで約2倍、3DMark06で約2.6倍にそれぞれ向上した。
液晶ディスプレイはCF-31が13.1型、CF-19は10.1型で、解像度はどちらも1024×768ドットと従来のまま。ただし、CF-31では液晶輝度を最大約1200カンデラ/平方メートルに向上させ、CF-19では、半透過型パネルと円偏光タッチスクリーンを採用することで、いずれも晴天における視認性を向上させた。
CF-31もCF-19も、HDD容量が320Gバイトと従来モデルから倍になり、メモリ容量も標準構成で4Gバイト、最大で8Gバイトに増えている。CF-31ではバッテリー駆動時間が約14時間に向上した。また、環境条件では、温度でマイナス10度から50度と強化している。IP65準拠は従来モデルと同様だ。
関連記事
- パナソニック、第2世代Core vPro搭載タブレットPC「TOUGHBOOK H2」
パナソニックは堅牢さが特徴の法人向けタブレットPC「TOUGHBOOK H2」を10月7日に発売する。 - パナソニック、堅牢性能を強化した新デザインTOUGHBOOK
パナソニックは、同社の堅牢ノートPC「TOUGHBOOK」の新製品2モデルを発表。ボディデザインとプラットフォームを一新し、保護等級はIP65を実現した。 - パナソニック、堅牢ノート「TOUGHBOOK CF-30/CF-19」のリニューアルモデル発表
パナソニックは、同社製ノートPC「TOUGHBOOK CF-30」「同 CF-19」のリニューアルモデルを発表した。CF-19はLEDバックライト液晶を搭載。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.