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UQ、WiMAXの上り速度を高速化──最大15.4Mbpsに
WiMAXの上り通信速度がこれまでの10Mbpsから最大15.4Mbpsに高速化される。変調方式 64QAMの導入で実現、2011年12月中に開始する。
UQコミュニケーションズは11月14日、通信サービス「WiMAX」の上り速度を最大15.4Mbpsに高速化すると発表。2011年12月中に実施する。
WiMAXは2011年11月現在、下り最大40Mbps/上り最大10Mbpsでサービスを展開。新たな変調方式「64QAM」(従来の16QAMは1シンボルあたり4ビット、対して64QAMは6ビットとし、より効率よく伝送する仕組み)の導入により、上り(アップリンク)速度をこれまでの最大10Mbpsから15.4Mbpsに引き上げる。上り速度を高速にすることで、動画アップロードや配信など、大容量のデータを発信するシーンでこれまでより快適に利用できるようになる。
上り速度向上に対応するWiMAX機器は2011年11月14日現在未定。後日、対応機種一覧を同社Webサイトで告知する。
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