ASUS、ワークステーション向け“X79”マザーボード
ユニティは、12月9日にASUSのマザーボード「P9X79 WS」の取り扱いを開始した。出荷開始は12月10日からで、実売予想価格は4万円前後の見込みだ。
「P9X75 WS」は、Intel X79 Expressチップセットを搭載したワークステーション向けマザーボードだ。ボードサイズは30.48×26.67センチのSSI-CEBサイズに準拠する。CPUはLGA 2011に対応したCore i7シリーズとXeonが利用できる。
メモリスロットは、DDR3 1866MHzに対応した8基を用意してクアッドチャネルをサポートする。最大容量は64Gバイト。ASUSが独自に採用するデジタル電源回路「New DIGI + Power Control」でCPU、メモリにノイズの少ない電力を供給して安定した動作を実現した。
拡張スロットには、PCI Express 3.0に対応したPCI Express x16対応スロットを6基用意し、最大4枚のグラフィックスカードを利用するSLI、もしくは、CrossFireXを構築できる。
Serial ATAは、Intel X79 Express以外に専用コントローラ「Marvell 88SE9128」をオンボードで用意して、Serial ATA 6Gbps対応が4基、Serial ATA 3Gbpsp対応が4基を利用可能だ。また、ASUSの独自技術「ASUS SSD Cashing」を導入し、SSDとHDDを組み合わせてストレージを構成し、SSDをキャッシュのように利用することで、転送速度の高速化を図る。USB 3.0のコントローラはASMediaのチップが制御する4基を用意する。
ほかにも、起動時や動作時に発生した問題をLEDの表示で把握できる「ASUS WS Diag. LED」「ASUS WS 3-color LED」に対応した。
関連記事
- ASUS、“X79”マザーボード「3+1」モデルを公開
ASUSは、Intel X79 Expressチップセット搭載マザーボード3モデルを発表し、「New DIGI」「Power Control」などの同社新技術を説明した。 - インテル、“Sandy Bridge-E”シリーズCPUと“X79”チップセット発表
インテルは、コンシューマーデスクトップPC向けCPUの最上位シリーズとなる第2世代インテル Core i7プロセッサーの新モデルと対応チップセットを発表した。 - ASRockでしょうか? いいえ、ASUSです
「ゲーミングユーザーを最優先」とASUSが語るROGシリーズ最新モデルが多数登場した説明会で、ASUSらしからぬ変態……、違った“前衛的”モデルが出現した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.