Lenovo、Ideaシリーズ新モデルを大量一斉発表:2012 International CES(1/2 ページ)
Lenovoは、1月9日にIdeaシリーズの新モデルを発表した。2012年4月から6月にかけて順次出荷を開始する。なお、日本市場における出荷は未確定だ。
2012年1月9日に、Lenovoがワールドワイド向けに発表したIdeaシリーズの新モデルは、IdeaPadの「U」「Z」「S」「Y」各シリーズ、IdeaCentreの「B」「K」の各シリーズ、そして、Lenovo GとLenovo Hになる。ただし、出荷開始が2012年4月から6月にかけてとまだ先になるため、仕様の詳細は明らかにしていない。
IdeaPad Uシリーズ
IdeaPad Uシリーズでは、「IdeaPad U310」「IdeaPad U410が登場する。出荷開始は2012年5月で、価格は699ドル程度とみられる。
IdeaPad U310のグラフィックス機能はCPUに統合するIntel GMA 3000を利用。本体の最薄部で18ミリ、重さは1.7キロとなる。IdeaPad U410のグラフィックス機能は、GeForce 610M(グラフィックスメモリは1Gバイト)を利用する。最薄部は21ミリで重さは1.9キロになる。
どちらのモデルも、データストレージは、容量500GバイトのHDDとキャッシュとして利用する容量64GバイトのSSDを組み合わせる。バッテリー駆動時間は8時間以上だ。映像出力では、インテルのWireless Display(WiDi)をサポートする。
ボディカラーには、アクアブルー、チェリーブロッサム、グラファイトグレー、ルビーレッド、サファイアブルー、そして、スペアミントのバリエーションを用意する。
IdeaPad Sシリーズ
IdeaPad Sシリーズでは、「IdeaPad S200」「IdeaPad S206」が登場する。出荷開始は2012年6月からで、価格は349ドルの見込みだ。
どちらのモデルも、11.6型ワイド液晶ディスプレイを搭載し、本体の厚さは最薄部で20.7ミリ、重さは1.3キロになる。キーボードはアイソレーションタイプを採用。IdeaPad S200は、デュアルコアのAtom(型番は明らかにしていない)を採用し、データストレージに容量32GバイトのSSDを搭載する。IdeaPad S206は、AMDのデュアルコアCPU(型番は明らかにしていない)を搭載、ともに、バッテリー駆動時間は4時間以上になるという。無線接続では、IEEE 802.11b/g/n準拠の無線LANとBluetoothが利用できる。
ボディカラーでは、コットンキャンディーピンク、クリムゾンレッド、エレクトリックブルー、グラファイトグレー、そして、パールホワイトのバリエーションを用意する。
IdeaPad Yシリーズ
IdeaPad Yシリーズでは、「IdeaPad Y480」「IdeaPad Y580」が登場する。出荷開始は2012年4月で、価格は899ドルの見込みだ。IdeaPad Y480は14型ワイドの液晶ディスプレイを、IdeaPad Y580は15型ワイドの液晶ディスプレイをそれぞれ搭載する。グラフィックス機能は、NVIDIAのGeForce GTX 660M(グラフィックスメモリはGDDR5を2Gバイト実装)を利用する。
サウンド関連の仕様では、Dolby Home Theatre V4 enhanced audioを導入するほか、スピーカーではJBLデザインのユニットを採用する。また、IdeaPad Y580では、キーボードユニットにバックライトを内蔵する。映像関連の仕様では、オプションでテレビチューナーを搭載できるほか、インテルのWireless Display(WiDi)もサポートする。
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