“第3世代Core i7”搭載の「HP Pavilion Desktop PC h8-1290jp/CT」を徹底チェック:オーバークロックも手軽にできる(2/4 ページ)
“Ivy Bridge世代”に進化した日本HPのハイエンドミニタワーPCを速攻かつ詳細にレビュー。Core i7-3770Kを同2600Kに載せ換えて、性能、発熱、消費電力の比較もしてみた。
ストレージやグラフィクスカードの選択肢は豊富
h8-1290jp/CTのMicro ATXマザーボードは、LGA 1155ソケットとIntel Z75 Expressチップセットを装備。4基のDIMMスロット、1基のPCI Express 3.0 x16スロット、3基のPCI Express 2.0 x1スロット、1基のPCI Express x1 Mini Cardスロットを備える。有線LANとサウンドもオンボードだ。
メモリはPC3-12800 DIMMに対応しており、容量は4Gバイト(2Gバイト×2枚)から最大16Gバイト(4Gバイト×4枚)まで選択可能だ。どの容量を選んでもデュアルチャンネルアクセスが有効になる構成となっており、CPUのメモリコントローラの性能がフルに発揮できる。
データストレージは柔軟な選択が可能だ。3.5インチHDDは、1台につき最大3Tバイトまで選択でき、1TバイトHDDを2台組み合わせたRAID 0/RAID 1構成にも対応する。また、2.5インチSSDも選択可能で、120Gバイト/160Gバイト(Intel 320/3Gbps)、256Gバイト(Micron C400/6Gbps)の3種類が用意されている。2.5インチSSDと3.5インチHDDを1台ずつ内蔵することも可能だ。
5インチベイに装着する光学ドライブは、DVDスーパーマルチドライブとBD-ROMドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能搭載)、BD-REドライブの3種類から選べる。5インチベイは2基あり、DVDスーパーマルチドライブとBD-REドライブを載せたデュアル光学ドライブ構成も可能だ。
グラフィックスカードもハイエンドからローエンドまで選択肢が豊富だ。Radeon HD 7950(グラフィックスメモリ3Gバイト)を筆頭に、GeForce GTX 580(1.5Gバイト)、GeForce GT 530(2Gバイト)、Radeon HD 7450(1Gバイト)など、AMDとNVIDIA両方のGPUから選べる。
付属のキーボードは、USB接続の日本語109キー仕様もしくは英語104キー仕様、ワイヤレスの日本語109キー仕様から選べる。光学マウスもUSBとワイヤレスの2種類が用意されている。
プリインストールOSには64ビット版のWindows 7(SP1)を採用しており、Home Premium、Professional、Ultimateと3種類のエディションから選択可能だ。プリインストールソフトは、CyberLink Power2Go/LabelPrint/PowerDVD 10や、高音質化技術「Beats Audio」のユーティリティなどを備える。
そのほか、購入時にはMicrosoft Office 2010(SP1)の各エディションや、Adobe Premiere Elements 9.0+Photoshop Elements 9.0を追加することもできる。
関連キーワード
Core iシリーズ | Core i7 | オーバークロック | HP | 性能 | Intel 7シリーズ | Ivy Bridge | Intel Z75 Express | SSD | ベンチマーク | ハイエンド | HP Pavilion | ミニタワー型 | PCI Express | Radeon | Radeon HD 7000シリーズ | ゲーミングPC | ハイスペック | 22nmプロセス | 3D-Tri Gate
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.