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データの“時限消去システム”を備えたUSBメモリ「フィンガーファイブ」:「このデータは自動的に消滅する」
セキュリティ機能に特化したUSBメモリをオリエントコンピュータが発売した。指定した時刻になるとファイルが自動で消滅するよう設定できる。
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オリエントコンピュータは5月21日、指紋認証機能を備えるUSBメモリ「フィンガーファイブ」を発売した。容量は2G/4G/8G/16Gバイトの4種類で、直販サイトでの価格はそれぞれ5996円(税込み、以下同)、7581円、9503円、1万4259円。
フィンガーファイブは、同社が販売する指紋認証付きUSBメモリの5代目にあたる。データの自動消去システムを搭載しており、時刻をあらかじめ指定することで、ファイルが自動で消滅する。AES 256ビットでの暗号化機能を備え、データ消去は復元不能なDoD(Department of Defense)方式を採用する。
指紋認証は最大24人まで登録可能で、登録ユーザーのみデータにアクセスできる。利用ログの保存、書き出しに対応するほか、パーテーションで認証不要なデータ領域を作成可能だ。本体サイズは68(幅)×20(奥行き)×12(高さ)ミリで、専用メタルケースとUSB延長ケーブルが付属する。対応OSはWindows XP/7。
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