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AMD、“Brazos 2.0”と“Trinity”を台北でアピール:COMPUTEX TAIPEI 2012(2/2 ページ)
AMDは、6月6日に新しいFusion APUを訴求する説明会を台北市で行った。会場には“Trinity”採用ノートPCや、新しいフォームファクタのデバイスも登場した。
クアッドコアのAPUで新しいフォームファクタを可能にする
AMDは、メインストーム向けAPUを採用するデバイスで、新しいフォームファクタ「Ultrathins」を提案している。このフォームファクタは、クアッドコアで外付けGPUに相当する性能のグラフィックスコアを統合したAPUを搭載しながらも、薄いボディを実現するという。さらに、バッテリー時間は従来のモデルよりも長く、実売価格は599ドルを想定している。
さらにAMDは、2012年に登場する予定の「Windows 8」が、スレートタイプでタッチ操作が主体のタブレットデバイスとクラムシェルタイプのノートPCを、ユーザーの利用スタイルにおいて近づけると述べ、その両者を融合したフォームファクタとして「Hybrids」も提案した。
説明会では、Hybridsフォームファクタに準拠するデバイスとして、COMPALのサンプルモデルを紹介している。このモデルは、スレートタイプのタブレットPCにキーボードを搭載したポートリプリケータの組み合わせた構成で、展示機材にはWindows 8 Release Previewを導入していた。
AMDが提案する新しいフォームファクタ「Ultrathins」は、クアッドコアのAPUを搭載して実売価格は599ドルを目指す(写真=左)。Windows 8の登場によってタブレットデバイスとノートPCが融合すると考えるAMDは「Hybrids」フォームファクタも提案する(写真=右)
説明会では、「Hybrids」フォームファクタを採用するCOMPALのサンプル機材が登場した。クラムシェルスタイルのノートPCとして使えるほか、液晶ディスプレイを取り外してスレートタイプのタブレットPCとしても利用できる(写真=右)
キーボード搭載のポートリプリケータ側にも、有線LANやUSB、HDMIなどのインタフェースを用意する(写真=左)。展示機材の底面のさりげなくモールドされた「I Love APU」のロゴ。AMDもCOMPUTEX TAIPEI 2012でWindows 8とFusion APUの連携を訴求している(写真=右)
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