ビジネスでベストなノートPCはこれっ──デル法人向けノートPCバイヤーズガイド:ビジネスで活躍するデルノートを探せ!(2/2 ページ)
ノートPCで外勤部隊の戦力をアップしたいと悩む期末のPC導入担当者。ビジネスノートPCは数あれど、価格とサポートで選ぶならデルのラインアップはどうだろうか。
ユーザーが選べるベストの構成はこれだ!
今回取り上げた各モデルは、BTOを用意してユーザーが希望する構成を選べる。BTOの常として、そのすべての組み合わせを把握して自分のオフィス環境と部署の最も適した構成を選ぶのは、難しいと感じるユーザーも少なくない。
デルは、そういうユーザーの“選択負荷”を軽減するために、いくつかの構成例を「パッケージ」としてあらかじめ用意している。このパッケージからまず選択しても大きな不満はないだろう。そこから、カスタマイズメニューでメモリの容量を増やすだけでも体感速度は向上する。このあたりは用意できる購入予算との相談だ。
その上で、このバイヤーズガイドでは、ベストの構成を“お勧めポイント”とともに紹介したい。さらに高性能を目指す場合は、ここで紹介した構成をベースにさらにカスタマイズしてもいいだろう。
“スタンダード”でまずはOK「XPS 13 Ultrabook」
お勧めポイント
- 軽量かつ堅牢
- よく持ち歩くから小さいのがいい
- 出先で酷使する
XPS 13 Ultrabookは、CPUを変更するといった構成の自由度はなく、価格差はSSDの容量によって発生するといってもいい。事前に用意するパッケージには、スタンダード、プレミアム、プラチナがあり、スタンダードとプラチナには、Microsoft Officeが標準で付属するモデルも用意している。ここでは、XPS 13 Ultrabookのスタンダードパッケージを紹介しているが、状況に応じてグレードを変更してもいいだろう。また、選択する項目では、ハードウェアとともにサービスも重視したい。落下や衝突による破損や液体こぼれ、盗難に対応する「偶発損害補償」やオンラインストレージ「デルデータセーフオンライン」は少なくとも選択しておきたい。特に、「デルデータセーフオンライン」は、SSDの容量が心配という場合に有効で、100Gバイトでも年間6930円と低価格で、重要なデータの自動バックアップ機能も役に立つ。
XPS 13 Ultrabookのお勧め構成(スタンダードパッケージ) | |
---|---|
CPU | Core i5-2467M(1.6GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大2.3GHz) |
OS | 64ビット版 Windows 7 Home Premium SP1 |
ディスプレイ | 13.3型液晶(1366×768ドット、LEDバックライト) |
GPU | Intel HD Graphics 3000 |
メモリ | 4GB |
キーボード | 日本語キーボード |
ストレージ | SSD 128GB |
バッテリー | 6セルバッテリー |
Bluetooth | Bluetooth v3.0+HS |
ワイヤレスLANアダプタ | IEEE 802.11 b/g/n |
Microsoftソフトウェア | なし |
価格 | 8万9979円(9月11日時点のキャンペーンを適用した価格) |
コストと用途で迷ったら、まずコレから検討「Latitude E6430s」
お勧めポイント
- なるべく大きい画面で作業したい
- キーボードはフルサイズに近いのがいい
- ときどき持ち歩く
Latitude E6430sで、ハードウェア面を変更できるのはCPUとシステムメモリの容量、データストレージ、利用できる無線接続規格、そして、バッテリーだ。導入コスト重視で「Core i5搭載モデル」を選択する場合、標準構成の価格は12万9980円になる。この構成は、CPUにCore i5-3320Mを採用し、OSは32ビット版 Windows 7 Professional SP1になる。システムメモリの容量は2Gバイトで、データストレージは容量320GバイトのHDD、バッテリーは容量32ワットアワーの3セルタイプとなり、無線接続ではIEEE 802.11 a/b/g/nが利用できるもののBluetoothは対応しない。また、Microsoft Officeも付属しない。
この構成では、まずシステムメモリの容量が足りない。4Gバイト×2枚の8Gバイト構成にアップして(8820円の追加)したいところだ。容量を8Gバイトにしたところで、OSも64ビット版 Windows 7 Professionalを選ぼう。この変更では追加コストがかからない。データストレージは、容量500GバイトのHDDにキャッシュ用SSDを組み合わせた構成を選ぼう(追加価格8400円)。ビジネス利用ならアプリケーションもMicrosoft Office Personal 2010が必要だ。この構成で価格は16万8200円になる。
Latitude E6430sのお勧め構成(Core i5搭載モデル) | |
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CPU | Core i5-3320M(2.6GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.3GHz) |
OS | 64ビット版 Windows 7 Professional SP1 |
ディスプレイ | 14型液晶(1366×768ドット、LEDバックライト) |
GPU | Intel HD Graphics 4000 |
メモリ | 8GB |
キーボード | 日本語キーボード |
ストレージ | HDD 500GB+キャッシュ用SSD |
バッテリー | 3セルバッテリー |
Bluetooth | なし |
ワイヤレスLANアダプタ | IEEE 802.11 a/b/g/n |
Microsoftソフトウェア | Microsoft Office Personal 2010 |
価格 | 16万8200円 |
タフでハイパワーな1台を選ぶなら「Vostro 3560」
お勧めポイント
- 減価償却を終えるまで戦ってほしい
- 多少雑に扱っても安心
- 作業性重視
Vostro 3560についても、搭載するCPUと付属するMicrosoft Officeの有無で構成モデルを事前に用意していて、そこをベースに、ユーザーのカスタマイズに対応する。Vostro 3560の場合、据え置き利用が主体で大画面、そして、高性能を重視したいので、ここでは、Microsoft Officeは付属しないものの、CPUにクアッドコアのCore i7-3632QMを搭載し、外付けGPUにRadeon HD 7670Mを実装する構成を選びたい。価格は9月11日時点のキャンペーン適用後で7万9980円になる。
このほか、検討するのであれば、サービスとサポートになる。1年間のプロサポートは、標準の訪問修理に加えて、年中無休24時間の電話対応になっている。最長5年まで選択できるので、購入計画に応じて選択しておくと、いざというときのリカバリーに役立つだろう。また「安心パック」は、プロサポートとアクシデンタルダメージ、オンラインストレージがセットになったもので、こちらも選択候補に入れておきたい。
Vostro 3360のお勧め構成(Core i7搭載モデル) | |
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CPU | Core i7-3632QM(2.2GHz、Turbo Boost Technology有効時で最大3.2GHz) |
OS | 64ビット版 Windows 7 Home Premium SP1 |
ディスプレイ | 15.6型液晶(1366×768ドット、LEDバックライト) |
GPU | Radeon HD 7670M |
メモリ | 4GB |
キーボード | 日本語キーボード |
ストレージ | HDD 500GB |
バッテリー | 6セルバッテリー |
Bluetooth | Bluetooth v4.0 |
ワイヤレスLANアダプタ | IEEE 802.11 b/g/n |
Microsoftソフトウェア | なし |
価格 | 7万9980円(9月11日時点のキャンペーンを適用した価格) |
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