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Kaspersky、同社初の“UEFI”対応ウイルス対策ソフトを発表
露Kaspersky Labは、UEFI準拠をうたったウイルス対策ソフト「Kaspersky Anti-Virus for UEFI」の発表を行った。
露Kaspersky Labはこのほど、UEFI準拠をうたったウイルス対策ソフト「Kaspersky Anti-Virus for UEFI」の発表を行った。
今回のソフトは、軍組織や発電所、事業会社などマルウェア関連の被害が重大な脅威となる組織での利用を想定したもので、UEFIの機能を活用することによって“OSがファイルの読み込みを開始する以前”の段階でのスキャンを実現。これにより、あらゆるマルウェアを検知することが可能となったとしている。ウイルスなどの脅威を検知した場合には、利用するモードに応じて「ユーザーへの警告」のほか「システム起動の完全ブロック」を行うことも可能だ。
なお、日本での発売については現在未定となっている。
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