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第5回 7型タブレット、アプリ&端末の入手方法と参考価格を調査2013年版 7型タブレット横並びチェック(1/2 ページ)

スマホ以上の視認性と操作性/PC以上の携帯性を実現する“ちょうどよさ”で人気が高まっている「7型クラス」のタブレット。今回は「それなら、ぜひ購入したい」──と思った時のまとめとして、「アプリ&端末の入手方法と参考価格」をチェックする。

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アプリの入手手段はどうか。中には「Google Play」非対応モデルもある

 実売価格が1万円を切るお手頃モデルから、堅牢ボディの法人モデル、あるいは特定サービスの利用に特化した専用モデルまで、バラエティに富んだラインアップがそろう7型クラスのタブレット。今回取り上げた15機種も、販売方法から価格、さらには新たにアプリを追加する際の、マーケットの利用方法まで意外とばらばらだ。……ということで、そのあたりをまとめてチェックしてみたい。

photophotophoto 左からアップル「iPad mini(Wi-Fiモデル)」、Amazon「Kindle Fire HD 7」、エイサー「ICONIA TAB A100」
photophotophoto 左からNTTドコモ(NEC)「MEDIAS TAB UL N-08D」、NTTドコモ(NEC)「MEDIAS TAB N-06D」、NTTドコモ(Samsung)「GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E」
photophotophoto 左からGoogle(ASUSTeK Computer)「Nexus 7」、KDDI(シャープ)「AQUOS PAD SHT21」、GEANEE「GEANEE ADP-704」
photophotophoto 左からGEANEE「GEANEE ADP-705W」、東芝「REGZA Tablet AT570」、ドスパラ「DOSPARA TABLET A071-D15A」
photophotophoto 左からパナソニック「BizPad JT-H580VT」、Mobie In Style「edenTAB WiFi +3G」、レノボ・ジャパン「IdeaTab A2107A」

 まずは、利用できるアプリマーケットから。今回取り上げるタブレットのうち、iOS搭載の「iPad mini」を除く14機種が、OSにAndroidを採用している。iPadシリーズのアプリは標準の「App Store」から、Android端末のアプリは「Google Play」から入手するのが一般的で、いわゆる基本だ。

 ただ、今回ピックアップした端末のうち「Kindle Fire HD 7」「GEANEE ADP-704」「GEANEE ADP-705W」「DOSPARA TABLET A071-D15A」「edenTAB」の5機種は、原則としてGoogle Playに対応していない。Kindle Fire HDは、Amazonが提供する「Android アプリストア」から、残りの4機種は「Tapnowマーケット」がプリインストールされ、こちらからアプリを入手する流れとなる。

メーカー/販売 製品名 標準アプリマーケット
アップル iPad mini(Wi-Fiモデル) App Store
Amazon Kindle Fire HD 7 Android アプリストア
エイサー ICONIA TAB A100 Google Play
NTTドコモ(NEC) MEDIAS TAB UL N-08D Google Play
NTTドコモ(NEC) MEDIAS TAB N-06D Google Play
NTTドコモ(Samsung) GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E Google Play
Google(ASUSTeK Computer) Nexus 7 Google Play
KDDI(シャープ) AQUOS PAD SHT21 Google Play
GEANEE GEANEE ADP-704 Tapnowマーケット
GEANEE GEANEE ADP-705W Tapnowマーケット
東芝 REGZA Tablet AT570 Google Play
ドスパラ DOSPARA TABLET A071-D15A Tapnowマーケット
パナソニック BizPad JT-H580VT Google Play
Mobie in Style edenTAB+3G Tapnowマーケット
レノボ・ジャパン IdeaTab A2107A Google Play

Google Play非対応端末は、アプリ入手に若干の工夫が必要

photo Google Play非対応端末(の多く)にプリインストールされる「Tapnowマーケット」アプリ

 Google Playに対応しない端末向けにプリインストールされる「Tapnowマーケット」は、ACCESSPORTが運営するアプリ&コンテンツマーケットで、アプリのほか、ゲーム、音楽、電子書籍なども入手可能となっている。ただ、Google Playと比べると総数は劣り、さらにAndroidマシンとしていろいろなアプリを使ってみたいのであればちょっとした工夫が必要になる。

 例えば後述するAmazonの「Android アプリストア」を別途インストールして利用する方法、あるいは他のAndroid端末でGoogle Playからインストールしたアプリをapkファイル(Android端末のアプリインストーラ)としてバックアップし、それをネットやSDカード経由でインストールする方法などがある。

 Kindle Fire HDも同様に「Google Play」には対応せず、代わりにAmazonが提供する「Android アプリストア」がシームレスに利用できるようになっている。AmazonのAndroid アプリストアでは、Amazon.co.jpのアカウントでアプリやコンテンツを購入・ダウンロードすることが可能だ。こちらもアプリ総数こそGoogle Playに及ばないが、メジャーどころのアプリはおおむねそろってきている印象がある。なお、Android アプリストアはAmazonサイトから専用アプリをダウンロードし、インストールすれば、Kindle Fire HD以外のAndroid端末からも同マーケットの利用が可能である。

 ちなみにKindle Fire HDは、Android OSをベースにしてはいるものの、電子書籍サービスの「Kindle」や、音楽配信、動画配信などAmazonのサービスの利用に特化し、それを便利に利用するためにカスタマイズが施されたOSバージョンの端末としているので、利用できるマーケットだけでなく、ユーザーインタフェース/使い勝手も他のAndroidタブレットとはやや異なっている。同じ7型クラスのAndroidタブレットとしてもこうした違いがあることは少し注意してほしい。

photo Kindle Fire HD 7はAmazonが独自提供する「Android アプリストア」が利用できる。Android アプリストアはAndroidの他モデルでも利用可能だ
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