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変わったのはディスプレイだけじゃない――写真でじっくり見る「VAIO Duo 13」15時間のバッテリー動作を実現(1/2 ページ)

「VAIO Pro」の発表とともに「VAIO Duo」シリーズの13.3型モデルも発表された。Ultrabookでは最長とするバッテリー動作時間など、こちらも見どころはたくさんある。写真で紹介していこう。

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ボディデザイン、キーボード、バッテリー動作時間も進化

photo VAIO Duoシリーズの13.3型モデル「VAIO Duo 13」

 「VAIO Duo 13」は従来モデルの「VAIO Duo 11」と同じく、独自のスライド機構「Surf Slider」デザインを採用した13.3型ハイブリッドPCだ。キーボード収納時はタブレットの形状でタッチ操作が可能な「タブレットモード」として扱うことができ、液晶ディスプレイ部をスライドさせて立ち上げることでキーボードが現れ、通常のクラムシェル型ノートPCの形状で操作できる「キーボードモード」に変形する。

 従来モデルからの変化は、まずスライダー部分が小さくなったことが挙げられる。本体幅の3分の1くらいに小型化しつつも、軽い力でスムーズにディスプレイを立ち上げられるのは変わっていない。また、従来機と同様に筆圧検知対応のデジタイザスタイラスが付属するが、右側面にペン置きを備えた。ペンを引き抜くとスリープから復帰する仕組みだ。

photophotophoto スライダー部が従来モデルよりも小さくなったが、軽い力でディスプレイを立ち上げられる特長は変わっていない(写真=左、中央)。右側面にペン置きを備えた(写真=右)

 本体の外観も変わっている。液晶ベゼル部分が狭くなり、ディスプレイが13.3型であるものの、11.6型サイズのVAIO Duo 11と同程度の本体サイズと重量を実現している。また、キーボード面にあったトラックポイントをなくし、新たにタッチパッドを搭載したところも見逃せない。

photophotophoto キーボードの左右に傾斜をつけたボディデザイン(写真=左)。キーボード面にあったトラックポイントは省かれ(写真=中央)、新たにタッチパッドを搭載した(写真=右)
photophotophoto ディスプレイを閉じるとタブレットモードになる(写真=左)。正面や(写真=中央)、左右側面にインタフェース類はない。タブレットモード時は若干手前にディスプレイが傾く(写真=右)

 本機はCoreプロセッサー・ファミリーを採用したマシンで初めてConnected Standbyに対応した。スリープ時にも定期的にネットワークに接続し、メールなどの同期が行える。展示機のスペックは、CPUがCore i7-4500U(1.8GHz/最大3GHz)、メモリが8Gバイト、ストレージは128GバイトSSDなど。液晶ディスプレイはフルHD(1920×1080ドット)表示に対応する。インタフェースはUSB 3.0×2、HDMI出力、SDメモリーカードスロット、ヘッドフォン出力を背面に搭載する。カメラは800万画素のリアカメラを備えた。

photophotophoto 展示機のスペックとWindowsエクスペリエンスインデックス(写真=左、中央)。電源ボタンは左側面に配置。各種インタフェースの位置もVAIO Duo 11とは異なる(写真=右)

 第4世代Coreプロセッサー・ファミリーを搭載したことで、バッテリー動作時間が増えたのもVAIO Duo 13の大きな特徴だ。製品発表会では、同社VAIO&Mobile事業本部VAIO企画部統括部長の森繁樹氏が「Ultrabookで最長のバッテリー動作時間」と本機を紹介。MobileMark 2007で15時間という長さをアピールした。

photophotophoto 製品発表会では、VAIO Duo 13のバッテリー動作時間をアピール。MobileMark 2007で15時間(写真=左)、JEITA-BAT1.0、JEITA-BAT1.0(a)、MobileMark 2012の数値はそれぞれ、18時間、11時間、10時間となった(写真=中央)。背面カメラで名刺を撮影し、ゆがみを自動で補正し、文字認識を行うといったデモも行われた(写真=右)
photophoto 付属のペン(写真=左)。筆圧検知にも対応する(写真=右)

 カラーバリエーションはブラックとシルバーの2色を用意。グローバルでは2013年6月中旬から順次発売するという。こちらも日本での発表が待ち遠しいモデルだ。

photophoto カラーバリエーションはシルバーとブラックの2種類を用意する

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