Core i5搭載NUC「DC53427HYE」が好調発進！：古田雄介のアキバPickUp！（4/4 ページ）

インテルのNUCベアボーンに、Core i5を搭載した新モデル「DC53427HYE」が加わった。多くのショップが需要をはかりかねるなかでのデビューとなったが、滑り出しは上々の様子。

[古田雄介（ぜせ）＆ITmediaアキバ取材班，ITmedia]

「Radeon HD 7730」搭載グラフィックスカードなどが登場

　入力デバイスの注目株は、マイクロソフトのBlueTrackマウス「Sculpt Comfort Mouse」だ。左側面に「Windowsタッチタブ」ボタンを配置しており、Windows 8環境で使うとスタート画面を呼び出したり、選択中のアプリを切り替えたりできる。価格は4000円弱だ。パソコンハウス東映は「Windows 7などでも使えますが、デザイン的にもマイクロソフトの8にかける想いが伝わってきます」と話していた。

マイクロソフト「Sculpt Comfort Mouse」

　グラフィックスカードの新製品はRadeonファミリーに話題作が多かった。ハイエンド側ではVTX3D製のHD 7990モデル「VX7990 6GBD5-M4DH」が14万円弱で登場している。入荷したパソコンショップ・アークは「HD 7990は忘れたころに新製品が入荷するという状況が続いていますね。レアさも手伝って、安定した需要があります。このモデルもすぐに売り切れる可能性が高いです」と語る。

　エントリー側で騒がれていたのは、MSIの「R7730-1GD5V1」だ。「Radeon HD 7730」という未発表GPUを搭載しており、9000円弱で出回っている。ドスパラ パーツ館は「JD 7750の下位という位置づけで、HD 7000ファミリーの中で最廉価なGPUと思われます。MSIだけにクーラーにこだわっていて、オリジナルのファンつきクーラーを乗せています。2段占有ながらショート基板なのがポイントですね」と評価していた。

VTX3D「VX7990 6GBD5-M4DH」（写真＝左）。MSI「R7730-1GD5V1」（写真＝右）