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NVIDIA、192基のCUDAコアを搭載する「Tegra K1」Apple A7の3倍近い性能

NVIDIAは「Logan」の名で呼ばれていた次期モバイル向けSoc「Tegra K1」を発表した。

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Tegra K1

 NVIDIAは1月5日(現地時間)、Kepler世代のGPUコアを採用する次期モバイル向けSoC「Tegra K1」を発表した。「Logan」のコードネームで呼ばれていたもので、CUDAコア数は192基、DirectX 11とOpenGL 4.4に対応するほか、開発環境はCUDA 5.0を利用できる。最大動作クロックは2.3GHz。最大8GバイトのDDR3LおよびLPDDR3メモリをサポートする。

 同社によればUnreal Engine 4の動作も可能で、Xbox 360やPlayStation 3などのコンソールを超えるグラフィックス性能をモバイルプラットフォームで楽しめるようになる。また、アップルのA7チップと比較して3倍近い性能を持つとしている。

 ラインアップは、4つのARM Cortex-A15に省電力駆動向けのコア(第3世代バッテリーセーバーコア)を加えた“4+1コア”構成の32ビット版のほか、ARMv8アーキテクチャを採用するカスタム設計された64ビット版(Super Core CPU)の2つ。前者を搭載する製品は2014年の上半期、後者を搭載する製品は2014年の下半期に登場する予定だ。

米国ラスベガスで開催中のCES 2014でTegra K1を紹介するNVIDIAのCEO、Jen-Hsun Huang氏

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