4K液晶ノート、低価格なChromebook、謎の“5in1”PCなど──東芝の意気込みはPC分野にも:2014 International CES(2/2 ページ)
2014 International CESの東芝ブースは、国内メーカーでは初となるChrome OS搭載「Chromebook」を公開。また4Kディスプレイ搭載PC、さらに“5in1”な変形ノートPCをコンセプトモデルとして参考展示した。
5つのスタイルで使える“5in1”マシンのコンセプトモデルも展示
少し先の未来をコンセプトにした「Future Zone」には、より魅力的かつ意欲的と感じられるコンセプト機器が多く展示。次世代REGZAを担うプレミアム4Kテレビ、超ワイドで迫力ある5Kテレビ、没入感がすごそうな円弧パネル仕様の4Kテレビなどだ。
例えばフレームレスの鏡に内蔵してしまう形で複数のディスプレイを内蔵してインテリア性を持たせたもの、鏡に情報が浮かび上がよう表示されるデジタルサイネージなどがある。
そして、そんなデザイン性の高いプロダクトが並ぶ中でひときわ目を引いたのが、5つの形に変化する“5in1”をうたう変形ノートPCのコンセプトモデルだ。
昨今はディスプレイとキーボードが分離するタイプの2in1マシンが増えているが、その分離部分を工夫するとここまでスマートになるカモ──という好例か。普通のノートPCスタイル、ヒンジをスタンドにするビュワースタイル、それを逆向きにする角度付きタッチ/ペン操作スタイル、キーボードを360度裏返す標準タブレットスタイル、キーボードを外しつつヒンジ兼スタンドのみをたたむタブレットスタイル──(数に含めるにはどうかなというスタイルもあるが)「計5つ」の5 in 1というわけだ。
こちら、商品化の予定は未定だが、技術的にはさほど難しいものではなさそうなので、新たな“変形”PCの近日登場に期待したいところだ。
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