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未発表の省電力APU対応マザーやKaveri対応ゲーミングマザーなど、MSIが新製品群を公開2014 International CES(2/2 ページ)

MSIがCESの会期中にプライベートスイートで説明会を実施。今後投入予定のマザーボードやグラフィックスカード、タブレット製品を披露した。

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 一方、グラフィックスカードでは、AMD Radeon R9 290Xを搭載した「R9 290X Lightning」や、Mini-ITXマザーボード合わせ、カード長を切り詰めた「GTX760 GAMING ITX」などを公開した。

 AMD GPU搭載グラフィックスカードのフラグシップモデルとなる「R9 290X Lightning」は、最新のLightningシリーズ同様、3連ファンを採用するとともに、ヒートパイプを大口径化するなどして冷却性能を向上。また、補助電源として8ピン×2と6ピンコネクタを装備し、アグレッシブなオーバークロックなどにも対応するという。また、AMD GPU搭載カードでは、Radeon R9 280Xに8GBのビデオメモリを搭載した「R9 280X GAMING 6G」も公開した。

 Mini-ITXプラットフォーム向けをうたう「GTX760 GAMING ITX」は、GPUにNVIDIAのGeForce GTX 760を採用し、独自設計の大型ヒートシンクを採用することで、Mini-ITXマザーボードと同等のカード長を実現した。

AMD Radeon R9 290Xを搭載する「R9 290X Lightning」(写真=左)。Radeon R9 280Xに8GBのビデオメモリを搭載した「R9 280X GAMING 6G」(写真=右)

Mini-ITXマザーボードと同等のカード長を実現した「GTX760 GAMING ITX」(写真=左)。ゲーミングマウスも公開(写真=右)

 このほか、同社はWindows 8.1搭載の11.6型タブレット「W20 3M」や、低価格タブレット製品の「Primoシリーズ」の新モデルを公開した。

 W20 3Mは、SoCにAMD A4プロセッサを採用し、2GバイトのDDR3Lメモリと128GバイトのmSATA SSDを搭載。ネットワーク機能としてはIEEE 802.11b/g/n対応のWiFiとオプションで3G&LET機能がサポートされるほか、本体背面には指紋認証機能も搭載される。また、同社はBayTrail-T搭載タブレットの試作機も公開。今年第1四半期中の市場投入を目指す。

Windows 8.1搭載11.6インチタブレットの「W20 3M」(写真=左)。背面には指紋認証用のセンサーも装備(写真=右)

開発中のBayTrail-T搭載タブレット(写真=左)。BayTrail-T搭載タブレットのキーボードドッグの試作機(写真=右)

 Primoシリーズには子供用に教育アプリやゲームなどをプリインストールした7型タブレット「PRIMO 73 Kids Edition」や、Allwinner A31sクアッドコアSoCを搭載した7.85型タブレットの「PRIMO 81」を公開。いずれの製品も、昨年6月にCOMPUTEX TAIPEIで公開された従来製品よりもスリム化が図られ、同社の低価格タブレット市場への本気度をうかがわせる。

子供向け7型タブレット「PRIMO 73 Kids Edition」(写真=左)。Allwinner A31sクアッドコアSoCを搭載した7.85インチタブレットの「PRIMO 81」(写真=右)

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