ニュース
ストラタシス・ジャパン、軟質素材などもプリントできる企業向け高性能3Dプリンタ「Objet500 Connex3」
ストラタシス・ジャパンは、さまざまな素材の出力に対応した企業向け高性能3Dプリンタ「Objet500 Connex3」の国内販売を開始した。
ストラタシス・ジャパンは2月18日、さまざまな素材の出力に対応した企業向け高性能3Dプリンタ「Objet500 Connex3」の国内販売を開始した(購入については要見積もり)。
Objet500 Connex3は、製品のコンセプトモデルやプロトタイプなどの作成に向く企業向けの高機能3Dプリンタで、計8基のプリントヘッドを内蔵し最大45色までのマルチカラー出力をサポートする。また、さまざまな素材での出力が可能となっているのも特徴で、柔軟なゴム素材や半透明素材などの出力にも対応。複数の素材を用いた複雑なオブジェクトもプリント可能だ。プリント精度は20〜85ミクロン(フルサイズモデルの場合は最大200ミクロン)の高精度を実現、プリント可能な最大サイズは490(幅)×390(奥行き)×200(高さ)ミリだ。
本体サイズは1400(幅)×1100(奥行き)×1260(高さ)ミリ、重量は430キロ。対応OSはWindows 7/8 64ビット版だ。
関連記事
- 3Dプリンタニュース:Stratasys、46色カラー対応の3Dプリンタ「Objet500 Connex3」を発表
透明、ラバーライク素材などに加え、46色カラー硬質素材も造形可能に。デジタルマテリアルモードでは、さまざまな材料を組み合わせることが可能だ。 - オートモーティブワールド2014:自動車と3Dプリンタの関係は遠いようで近い?
アルテックは、「オートモーティブワールド2014」において、自動車開発における3Dプリンタの活用事例を紹介した。デザイン性を求められるインテリア関連部品などの形状確認が中心だが、BMWのように量産車の製造に3Dプリンタを応用している事例もあるという。 - オートモーティブワールド2014:アルテックが高強度のナイロンを用いた3Dプリンティングソリューションを披露
アルテックは、「オートモーティブワールド2014」内の「第4回クルマの軽量化技術展」において、高強度の素材であるナイロンを用いた3Dプリンティングソリューションを披露する。 - ストラタシス・ジャパンの記者発表会:3Dプリンタ分野は個人向けだけではなく、設計製造分野も伸びしろあり
ストラタシス・ジャパンは2013年10月21日、東京オフィスにショールームを開設。その記者発表で同社の3Dプリンタ関連のビジネスや事例について発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.