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東芝、19ナノメートルプロセス採用の最新SSD「HG6」シリーズを発表――3月より量産化
東芝セミコンダクター&ストレージは、同社初となる19ナノメートル第2世代プロセスを採用したクライアント向けSSD「HG6」シリーズを発表した。
東芝セミコンダクター&ストレージは2月19日、クライアント向けSSD「HG6」シリーズを製品化、3月より量産化を開始する。なお現在のところは企業向けのみの販売としている。
HG6シリーズは、同社初となる19ナノメートル第2世代プロセスを用いたNANDフラッシュを採用したSSDだ。接続インタフェースはSATA 6Gb/sに対応、転送速度は最大でリード534Mバイト/秒、ライト最大482Mバイト/秒を実現している。
フォームファクタは2.5インチモデル(9.5ミリ厚/7.5ミリ厚)のほかmSATAモデルやM.2-2280モデル(片面/両面)も用意される。容量ラインアップは60Gバイト/128Gバイト/256Gバイト/512Gバイトを取り揃える(M.2-2280 片面モデルは128/256Gバイトのみ)。
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