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東芝、容量600Gバイトを実現した1万5000rpmのエンタープライズ向け2.5インチHDD
東芝セミコンダクター&ストレージは、エンタープライズ向けとなる2.5インチSAS HDD「AL13SXB」「AL13SXQ」シリーズを発表。業界最大級となる容量600Gバイトを実現している。
東芝セミコンダクター&ストレージは3月4日、エンタープライズ向けとなる2.5インチSAS HDD「AL13SXB」「AL13SXQ」シリーズを発表、3月中旬よりサンプル出荷を開始する。
2製品はともに、回転数1万5000rpmとなる2.5インチSAS HDDで、高密度化により従来機種比で2バイトなる最大600Gバイトを実現した。またAL13SXQシリーズは暗号化対応モデルで、TCG enterprise SSC規格に対応した暗号機能を備えた。さらに一部モデルは、政府機関での利用を想定しFIPS 140-2認証の取得準備も進めている。
容量ラインアップは300Gバイト/450Gバイト/600Gバイトモデルを用意。廃棄時に短時間でデータを無効化できる「Sanitize Device Feature set」搭載製品もラインアップしている。
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