アユート、PLEXTORのM.2接続SSD「M6e」を発売:SATAの限界を超えた速さ
SSDといえばSATA接続と考える人が多いかもしれないが、最近は「M.2」と呼ぶ接続方式が注目を集めている。アユートはPLEXTORのM.2対応SSDを売り出す。
アユートはPLEXTORのSSDの新製品「M6e M.2 2280」の販売を始める。記録容量によって128Gバイト、256Gバイト、512Gバイトの3種類に分けられる。すべて価格はオープンで、予想実売価格は128Gバイトの製品が1万8980円。256Gバイトの製品が3万280円。512Gバイトの製品が5万8980円(すべて税別)だ。128Gバイトの製品は2014年5月31日から発売する。ほかの2製品は出荷開始が6月初旬となる見込み。
M6e M.2 2280は、PCとの接続は「M.2」を利用し、PCI-Express Gen2 x2で接続することでSATAの速度の限界を超えた。転送速度はリード最大770Mバイト/秒(3製品とも)、ライト最大625Mバイト/秒(512Gバイトモデル)に達する。OS標準のAHCIドライバで自動認識でき、UEFIブートとBIOSブートのどちらにも対応している。
コントローラーはMarvell製の「88SS9183」で、NANDフラッシュは東芝製の19ナノメートルtoggle NAND MLCを採用した。キャッシュ容量は記録容量によって異なり、128Gバイト品は256Mバイト、256Gバイト品は512Mバイト、512Gバイト品は1Gバイトを搭載する。
Trimコマンド、NCQといった一般的な機能のほかに、AESアルゴリズムによる256ビットの暗号化にも対応している。外形寸法は22(幅)×80(高さ)×3.8(奥行き)ミリ。重さは約13グラム。
関連記事
- リンクス、Plextor製SSD購入者が対象の“シリアルナンバーくじ”を開催――5月5日から
リンクスインターナショナルは、Plextor製SSD購入者に抽選で景品が当たる「Plextor シリアルナンバーズ」の開催を発表した。 - PLEXTOR、19ナノメートルNANDを採用した最新SSD「M6S」「M6M」を発売
リンクスインターナショナルは、PLEXTOR製の最新SSD「M6S」「M6M」シリーズの取り扱いを開始する。 - PLEXTOR、PCIe接続対応の内蔵型SSD「M6e」シリーズ
リンクスインターナショナルは、PLEXTORブランド製となるPCI Express x2接続対応SSD「M6e」シリーズの取り扱いを開始する。 - リンクス、mSATA SSD「M5M」256Gバイトモデルを取り扱い開始
リンクスインターナショナルは、PLEXTORブランド製となるmSATA接続対応SSD「PX-256M5M」の取り扱いを発表した。 - リンクス、PLEXTOR製mSATA SSD「M5M」シリーズの取り扱いを開始
リンクスインターナショナルは、PLEXTORブランド製となるmSATA SSD「M5M」シリーズ2製品の取り扱いを発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.