ニュース
「Visual Studio 2015」と「.Net 4.6」のダウンロード提供開始
Microsoftがソフトウェア開発スイート「Visual Studio 2015」および最新.NETフレームワークのダウンロード提供を開始した。
米Microsoftは7月20日(現地時間)、予告通り「Visual Studio 2015」および「.Net 4.6」のダウンロード提供を開始した。こちらのページからダウンロードできる。
MicrosoftはVisual Studio 2015を「Windows、Android、およびiOS用の素晴らしいアプリケーションだけでなく、モダンなWebアプリケーションやクラウドサービスを構築するためのリッチな統合開発環境です」と説明する。
製品プランには3種類のエディションがある。非企業向けアプリを開発できる無償版の「Community」、個人開発者や小規模企業向けで1199ドル(旧バージョンからのアップグレードの場合は799ドル)の「Professional」、DevOps機能も備えるハイエンドで5999ドル(アップグレード版は2569ドル)の「Enterprise」だ(有償版はボリュームライセンスの場合割引になる場合もある)。
Visual Studio 2015では、Windows 10向けのユニバーサルWindowsアプリが開発できるが、そのために必要な開発者ツールの最終版リリースはWindows 10の正式版リリース日の7月29日になる見込みだ。
以下に、同日開催されたオンラインイベントの録画(約1時間45分)を転載する。開発者部門担当副社長の、S・“ソーマ”・ソマスガー氏が新機能などを紹介している。
動画が取得できませんでした
関連記事
- Microsoft、「Visual Studio 2015」のファイナルリリース版を7月20日に公開へ
「Windows 10」リリース直前の7月20日に、Microsoftが「Visual Studio 2015」「Team Foundation Server 2015」「.NET 4.6」のファイナル版を公開する。 - Microsoft、iOS/Androidアプリ→Windows 10移植のSDKを発表
Microsoftは年次開発者会議「Build 2015」において、iOSおよびAndroidアプリを“わずかなコード変更で”「Windows 10」の“ユニバーサルアプリ”に移植できるようにするSDKを発表した。既に英KingがiOS版「キャンディークラッシュ」をユニバーサルアプリ化した。 - Microsoft Build 2015(Day 1)で発表されたことまとめ
新ブラウザの正式名称「Microsoft Edge」やHoloLensのデモの他、クロスプラットフォームの「.NET Core」やコードエディタ「Visual Studio Code」、Azure関連の新サービスなどが発表された。 - 「Windows 10」向けアプリ開発ツール(プレビュー版)がリリース
Microsoftが今夏公開予定の次期OS「Windows 10」で稼働する「ユニバーサルアプリ」を開発するためのSDKを含むアプリ開発ツールのプレビュー版をリリースした。 - Microsoft、「.NET」のオープンソース化とMac/iOS/Androidアプリ開発対応の「Visual Studio 2015」プレビューを発表
Microsoftがサーバサイドの「.NET Core」のオープンソース化とMac OS XとLinux向け「.NET Server Framework」、クロスプラットフォームのアプリ開発に対応する「Visual Studio 2015」のプレビュー版を発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.