デル、第6世代Core/Xeon搭載の4Kモバイルワークステーションなど6機種:NVM Express SSDやThunderbolt 3も採用
デルのワークステーション「Precision」シリーズに第6世代Core/Xeon搭載モデル6製品が登場した。先進的なスペックが特徴だ。
デルは10月8日、ワークステーション「Dell Precision」シリーズに第6世代Core/Xeonプロセッサ搭載の新モデルを投入、10月より順次販売を開始する。
モバイルワークステーションのラインアップは、15.6型の「Precision 15 3510」「Precision 15 5510」「Precision 15 7510」、そして17.3型の「Precision 17 7710」の4機種を用意する。
いずれも第6世代Coreプロセッサ/Xeonプロセッサを採用したほか、メモリはDDR4、ストレージはNVM Express対応のM.2 SSDを用意するなど先進的なスペックが特徴だ。GPUはAMD FireProまたはNVIDIA Quadroを備えている。
Precision 15 3000を除く3機種はインタフェースにThunderbolt 3を採用するほか、Adobe RGBカバー率100%の4Kディスプレイ(3840×2160ピクセル)も選択可能だ。Precision 15 5510はタッチパネル付きの4Kディスプレイも取り扱う。Precision 15 3000はタッチパネル付きのフルHD(1920×1080ピクセル)ディスプレイなどを選べる。
いずれもボディはパームレストにカーボンファイバーを用いて、剛性と軽さの両立を図った。
最小構成価格はそれぞれ17万9980円/27万9980円/25万9980円/27万9980円だ(税別/送料込み、以下同様)。
デスクトップのワークステーションは、スリムタワーの「Precision Tower 3420」と、ミドルタワーのPrecision Tower 3620」の2機種を用意。Precision Tower 3420は従来機から約6%小型化した。Precision Tower 3620のボディに変更はなく、ハイエンドグラフィックスカードの装着にも対応する。
プロセッサは第6世代Core i3〜i7およびXeon E3-1200v5、メモリはDDR4、ストレージはPCI Express接続のM.2 SSDを用意。後日提供予定のオプションカードでThunderbolt 2接続もサポートする。また、ISVアプリケーションへの自動最適化を行えるソフト「Precision Optimizer v3.0」も利用可能だ。
最小構成価格はともに12万9980円だ。
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Dell Precision | Xeon | ワークステーション | モバイルワークステーション | 4Kディスプレイ | Core i3 | FirePro | ISV | Quadro
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