Windows 10で新しくなった「スタートメニュー」や「通知領域アイコン」などは使いやすくカスタマイズしたいですよね。特にプライバシー設定は、思わぬトラブルに巻き込まれないためにしっかり確認しておきましょう。
1:「スタートメニュー」を自分好みに
まず知っておきたいのは「Windows 10で生まれ変わった『スタートメニュー』を自分好みに変える」方法です。
Windows 10の「スタートメニュー」には、左側にアカウント、よく使うアプリ、エクスプローラ、設定、電源など、右側には各アプリのライブタイルが並んでいます。
このタイルにアプリやフォルダを登録しておくと、ランチャーとして使うことができます。追加は右クリックで「スタート画面にピン留めする」を選択してください。配置したタイルは長押しか右クリックでサイズ変更などができます。
2:アクションセンターのボタンをカスタマイズ
「Windows 10のアクションセンターに表示されるボタンを自分好みにカスタマイズする」方法を知れば、各種通知を自分好みにカスタマイズすることが可能です。
「アクションセンター」は、各種通知を確認したり、よく使う設定項目を変更したりすることができます。アクションセンターの設定を変更するときは、タッチパネルなら画面の右端から左へスワイプ、あるいは右下の吹き出しのアイコンで呼び出せます。
常に4つのアイコンが表示されていますが、展開すれば全部で13個のアイコンが現れます。上の1段目は自分がよく使う設定項目に並び替えが可能です。設定から「システム」→「通知と操作」と移動し、クイックアクションから自分がよく使う項目を選んでください。
3:「通知領域アイコン」を整理し使いやすく
Windows 10のタスクバーに表示される「通知領域」を初期設定のまま使っていませんか? 「Windows 10の『通知領域アイコン』を整理して使いやすくする」を参考に必要なアイコンのみ表示するよう設定しましょう。
カスタマイズしたい場合は、タスクバー上の時計を右クリックして「通知アイコンのカスタマイズ」→「タスクバーに表示するアイコンを選択してください」から選んでください。
「設定」→「システム」→「通知と操作」からでも同じ設定が可能です。「設定」を開くと、通知領域に表示できるアイコンが縦一列に並びます。ここで任意のアイコンをオンにすると常時表示され、オフにすると三角のボタンを押して展開するメニューの中に表示されます。
4:Windows 10で従来の「コントロールパネル」を表示
Windows 10になって「従来のコントロールパネルはどこ?」と混乱したユーザーもいるのではないでしょうか。このようなときは「Windows 10で従来のコントロールパネルを表示する」方法を知っておくと助かります。
実は「全てのアプリ」の中にある「Windows システムツール」、もしくはスタートボタンの上で右クリックすると現れるメニューの中にしっかり存在しています。覚えておくと便利でしょう。
5:「プライバシー設定」はそのままだと危険?
初期設定ではさまざまな情報を外部に送信する機能がオンになっています。セキュリティが気になったら「Windows 10のプライバシー設定はデフォルトのままだと危険?」をチェックしておきましょう。
プライバシーに関する項目は、設定の中にある「プライバシー」から確認が可能です。「音声認識、手書き入力、タイピング」を選び、「自分の情報を知らせない」を選択すると自分の情報が消去されます。Windows 10は想像以上にデータを収集するため、データ収集されたくないユーザーはプライバシー設定を見直しておきましょう。
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