Lenovo、コンバーチブルPCとして世界最薄の「Lenovo YOGA 900S」
「Lenovo YOGA 900S」はコンバーチブルPCでは世界最薄となる12.8ミリを実現。重量も999gで、バッテリー駆動は14.1時間とモビリティ性能をうたう。
Lenovoは5月31日、コンバーチブルPCでは世界最薄となる12.8ミリを実現した「Lenovo YOGA 900S」を発表した。6月3日から販売を開始する。価格はオープンで、予想実売価格は店頭モデルが18万4800円前後(税別、以下同様)、上位機種となるWeb直販モデルが20万円前後だ。なお、Web直販モデルにOfficeは付属しない。
Lenovo YOGA 900Sはカーボン素材の天板を採用することで、重量を約999gに抑えながら最大約14時間の長時間バッテリー駆動を実現した。また、デザイン面ではヒンジ部分にYOGAシリーズ独自のヒンジを採用し、カラーはシャンパンゴールドとプラチナシルバーの2色、キーボード部を本体のカラーに合わせることでスタイリッシュに仕上げた。
ディスプレイには12.5型のIPS液晶を採用、店頭モデルの解像度はフルHD、Web直販モデルはWQHD(2560×1440ピクセル)となる。ともにOSは64bit版Windows 10 Homeだ。CPUは第6世代Coreプロセッサで、店頭モデルはCore m5、Web直販モデルはCore m7となる。メモリはともに8GB構成のみ。ストレージはNVMe対応SSDで店頭モデルは256GB、Web直販モデルは512GB。
インタフェースはUSB 3.0×1、USB 3.1 Type-C×1、USB 2.0×1を備え、無線LANはIEEE 802.11 ac/a/b/g/nに対応する。また、Bluetooth 4.0が利用可能だ。
本体サイズは約305(幅)×208(奥行き)×12.8(高さ)ミリ、重量は約999g。バッテリー動作時間は店頭モデルが最大14.1時間である一方、Web直販モデルは12.1時間とやや短くなる。
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