Appleが次期macOS Sierraの一般ユーザー向けβプログラム「Apple Beta Software Program」を開始した。
Sierraは、今年の秋正式リリースが予定されている次期macOS。macOSでも音声パーソナルアシスタントのSiriを利用できるようになったのが特徴だ。
βプログラムはApple IDを所有する全ユーザーが参加でき、使用しているMacを登録するとパブリックβや今後のアップデートにApp Store経由でアクセスできるようになる。また、「フィードバックアシスタント」を使ってApple にフィードバックを送信すれば、それらの改善が今後のSierraに反映される可能性がある。
なお、macOSパブリックβは開発途中の製品で、一部のアプリやサービスが正常動作しなかったり、データに後方互換性がない場合がある。βプログラムに参加する際は、必ずバックアップを作成しておこう。
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