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Google Playストアで公開された「偽物」のWannaCry対策アプリ マカフィーが注意を喚起
マカフィーは、Google Playストアに出現した「偽物のWannaCry対策アプリ」についての情報を公開した。
マカフィーは5月26日、Google Playストアに出現した「偽物のWannaCry対策アプリ」についての情報を同社ブログにて公開した。
ブログ内ではまず、ランサムウェア「WannaCry」がAndroidデバイスに感染することはない、と明言。にもかかわらず、WannaCryに関する騒動や混乱に“便乗”してAndroid端末向けのWannaCry対策アプリがリリースされていることに憂慮を表明している。
同社の調査では、Google Playストア内にWannaCry対策をうたったアプリとして「WannaCry Ransomware Protection」(パッケージ名: wannacry.ransomware.protection.antivirus)、「Anti WannaCry Virus - Android」(パッケージ名: com.neufapps.antiviruswannacry)を確認しているが、いずれも「偽アプリ」であると断定。Googleに対し、これらの不審なアプリをGoogle Playストアから削除するよう要請中だとしている(※5月26日現在、上記の二つはともにGoogle Playストアから削除が行われている)。
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