日本HP、スマホ連携機能も強化した個人向けインクジェット複合機5機種を投入
日本HPは、個人向けインクジェット複合機の新ラインアップ計5機種を発表。全モデルにBluetooth SMARTとデュアルバンドWi-Fiを搭載した。
日本HPは8月31日、個人向けインクジェット複合機の新ラインアップを発表、10月26日より順次販売を開始する。最上位構成モデルの「HP ENVY Photo 7820」「HP ENVY Photo 7822」、スタンダードモデルの「HP ENVY Photo 6220」「HP OfficeJet 5220」、エントリーモデルの「HP ENVY 5020」の5機種をラインアップ。同社直販「HP Directplus」での予想実売価格はHP ENVY Photo 7820が1万9800円、HP ENVY Photo 6220が1万4800円、HP OfficeJet 5220 が1万5800円、HP ENVY 5020が1万1800円(税別)。またHP ENVY Photo 7822 は特定量販店向けモデルで、価格はオープンとなる。
今回のラインアップではスマートフォンとの接続機能を強化しているのが特徴で、専用アプリを用いることで付近にあるプリンタを自動で検出でき、簡単にWi-Fi接続を行える「Bluetooth SMART」を全モデルで搭載した。また2.4GHz帯/5GHz帯を自動で切り替えて安定した接続を行えるデュアルバンドWi-Fiも搭載している。
HP ENVY Photo 7820/同 7822はADFとファクス機能を標準装備した最上位複合機モデル。新開発のHP804インクカートリッジを採用しているのも特徴で、高品位の写真印刷品質を実現可能となっている。印刷速度(A4時)はモノクロ時で約15枚/分、カラー時で約10枚/分だ。
HP ENVY Photo 6220は、上位機種ゆずりの印刷品質を実現するファクス非対応のスタンダードモデルで、HP ENVY Photo 7820/同 7822同様の新開発インクカートリッジを採用。印刷速度はモノクロ約13枚/分、カラー約8枚/分となっている。
HP OfficeJet 5220はホームユースにも適したファクス対応スタンダードモデル、HP ENVY 5020はファクス非対応のエントリーモデル。印刷速度はともにモノクロ約10枚/分、カラー約7枚/分となる。
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