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ソニーのスマートスピーカー「LF-S50G」と「Google Home」を比較して分かったこと:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(3/3 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回はソニーのGoogleアシスタント対応スピーカー「LF-S50G」を試す。
結論は?
以上のように、LF-S50GはGoogle Homeでできる機能を網羅した上で、スピーカーとしてプラスアルファの性能を持った製品だ。個人的にはジェスチャー操作は決して使いやすいと思わないのだが、手がぬれたままでも使えるなどのメリットがあるのは事実で、この辺りは好みによるところだろう。
ちなみに、Bluetoothの外部スピーカーとして使用した場合も、音の遅延がほぼ皆無なのは隠れたメリットだ。対応コーデックはSBCのみなので、遅延に関してはあまり有利と言えないはずだが、iPadおよびAndroidタブレットと接続して外部スピーカーとして使った限りでは、有線のヘッドフォンと何ら違いが分からないレベルで、動画再生にも十分対応できた。
次回紹介するオンキヨーのG3では明らかな遅延があるだけに、スマートスピーカーをテレビやプロジェクターの外部スピーカーとして使うことも視野に入れているならば、LF-S50Gを選択する価値は高い。後はGoogle Homeに比べてプラス1万円の2万5000円前後(税別)という実売価格を、どう判断するかだろう。
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