シャープは、9月30日をもってパソコンの修理サービスの受け付けを終了すると発表した。対象は全機種(部品不良により、無償点検・修理の対象となっていたPC-TX26GおよびTX26GSを除く)。
シャープは、1970年代から国内PC市場の一角を担ってきたが、2009年を最後にPCの生産を終了(その後、タブレットPCを投入するがこちらも生産を終了している)、2016年に鴻海精密工業に買収され、現在は鴻海グループ傘下。なお、2018年はそのシャープが東芝PC事業の買収を発表して話題を集めた(株式譲渡10月1日)。
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