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第2世代「Ryzen Mobile」搭載PCが3月までに登場 Ryzen Moblie用「Radeon Software」は2月に公開CES 2019

1月7日(米国太平洋時間)に2019年中にリリースされると発表された第2世代「Ryzen Mobile」。それが早くも3月までに登場。既存モデルにも対応する「Radeon Software」のRyzen Mobile用も2月に配信開始する。

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 AMDは1月9日(米国太平洋時間)、1月7日(同)に発表した第2世代「AMD Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics」を搭載するノートPCが2019年第1四半期(1〜3月中)に登場することを明らかにした。

 当初発表時は「2019年中」と説明されていたため、思った以上に早期に市場投入されることになる。

Ryzen Mobile
第2世代Ryzen Mobileを搭載するノートPCを投入するメーカー

 第2世代Ryzen Mobile(ライゼンモバイル)は、12nmプロセスののCPUコアと、「AMD Vegaアーキテクチャ」のGPUコアを統合したAPU。エントリーレンジのモデルでも4K(3840×2160ピクセル)のHDR(高ダイナミックレンジ)動画をストリーミング再生可能で、スリープからのより高速な復帰をサポートする「モダンスタンバイ(旧称:Connected Standby)」に対応していることが特徴だ。

 同プロセッサを搭載するノートPCはAcer、ASUS、Dell、HP、Huawei、LenovoとSamsungから発売される予定。AMDは「薄型ノートPCのための世界最速プロセッサ」とうたっているので、比較的薄い機種を中心に搭載機種が出てくるものと推測される。

薄いの中心?
薄型ノートPCを中心に採用されるか
MateBook D(Ryzenモデル)
Huaweiが一部の国・地域で展開している「HUAWEI MateBook D」のRyzen 5 2500Uモデル。このような薄型ノートPCを中心とした展開となりそうだ

Ryzen Mobile用「Radeon Software」は2月公開

 AMDは合わせて、同社のGPU「Radeon(ラデオン)」向けに配布しているソフトウェア「Radeon Software」のRyzen Mobile版を2月から配布することを発表した。

 第1世代を含む全てのRyzen Mobileが対象で、APUに内包されているGPUの描画パフォーマンスのさらなる向上が期待される。

Radeon Softwareも案外早く登場
Ryzen Mobile用のRadeon Softwareは2月から配信予定

(取材協力:Consumer Technology Association

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