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増え続けるCore iシリーズと第3世代待ちでも好調なRyzen古田雄介のアキバPickUp!(2/4 ページ)

慢性的な供給不足に悩むIntel陣営も、先週は「Core i7-9700F」を投入するなど選択肢を増やして活路を探っている。一方のAMDは、第3世代Ryzenを控えながらもマザーボードのセット割などで好調な様子だ。

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待ちの空気とコスパ優先の空気が混ざり合うRyzen――AMD陣営

 一方のAMD陣営は、前回お伝えした通り、7月に登場予定の第3世代Ryzenへの期待が高まっているところだが、現行の第2世代Ryzenの売れ行きも順調との声が多い。

 パソコンSHOPアークは「売れ筋のRyzen 7 2700Xが値下がりしていますし、マザーとのセット割で1万円近く安く買えたりもして、とにかくお買い得なんですよね。在庫も十分にありますし好調ですよ」と話していた。

 週末の速報でも触れた通り、一部のショップでは「Ryzen 7 2700X 50th Anniversary Edition」の大幅なプライスダウンもみられ、現行世代は底値感が広がっている。

パソコンSHOPアーク
パソコンSHOPアークのRyzen価格表。6月7日に撮影
パソコンSHOPアーク
Ryzen 7 2700Xとのセット割POP

 ただ、次世代待ちの雰囲気も同時に感じられると方々で聞く。TSUKUMO eX.は「5月末にASUSTeKからWi-Fi 6に準拠した高速ルーター『ROG Rapture GT-AX11000』が登場しましたが、まだ様子見感が強いです。Wi-Fi 6は第3世代Ryzenに対応するAMD X570マザーの一部が対応するので、それらが出るのを待っている人が多い感じですね。7月になったら一気に動き出すと思います」という。

 他店でも“次世代待ち”の空気を否定する声は聞かなかった。その上で現行品が好調に売れているという状況のようだ。

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TSUKUMO eX.で展示中の「ROG Rapture GT-AX11000」。価格は6万1000円強となる

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