壁掛けマウントを使って見通しのよい場所にスマートスピーカーを置いてみた:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/2 ページ)
スマートスピーカーやその関連デバイスについて、試行錯誤を繰り返しつつ、機能をバリバリ使えるようになる(予定)までの過程を、時系列でお届けする本連載。今回は、見通しのよい場所にスマートスピーカーを設置できる壁掛けマウント2製品について、実際に試した過程を紹介する。
スマートスピーカー以外も置ける、汎用タイプの壁面マウント
前述の製品がEcho Plusに対応できなかったことで、代替として試すことになったのが、同じメーカーが発売している「ST08」なる壁面マウントだ(Amazonでは1500円前後で販売されている)。壁に増設して使うミニテーブルといった方が分かりやすいかもしれない。
こちらは、リングのような支えのない純粋な「棚」なので、地震などの際はやや不安だが、Echo Plusはもちろん、背が低いEcho Dotなどを設置するのにも向いている。また、スマートスピーカーに限らず、USB扇風機を置いたり、はたまた蚊取りマットを置いたりと、アイデア次第で何にでも使える。
取り付け方は前述の製品と同じで、壁面にネジ止めをするだけだ。取扱説明書には、樹脂製のベース部に棚を取り付けた後、ネジで壁面に取り付けるように書かれているが、棚を完全に固定する必要がなければ、棚を差し込むのは後回しにし、ベース部を先に壁面に固定してもよい。
実際に設置してみて感じたのは、スマートスピーカーの多くは電源プラグが背面に突き出るため、設置面積は想像以上に奥行きが必要になることだ。例えばEcho Plusは直径が99mmあるが、設置時の奥行きはこれにプラスして35〜40mm程度は必要になる。この製品も、Echo Plusを設置したところかなりギリギリなので、同種の製品を探す際には気をつけるべきだと感じた。
以上、スマートスピーカーの設置場所に悩んでいる方や、同種のアクセサリーを探している方の参考になれば幸いだ。
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