Googleが手頃で持ち運びやすいChrome OSマシン「Pixelbook Go」を発売 649ドルから:日本発売は未定
Googleが、Chrome OSを搭載するノートPCを発表。従来のPixelbookシリーズよりも手頃な価格で、持ち運びやすさにも配慮しているという。
Googleは10月15日(米国東部夏時間)、Chrome OSを搭載する13.3型ノートPC「Pixelbook Go」を発表した。同日から米国とカナダで一部構成の予約を受け付け始めた他、イギリスでも1月から予約を受け付け始める予定。米国での販売価格は649ドル(約7万円)から1399ドル(約15万2000円)となっている。
(日本での発売は未定)
Pixelbook Goは、クラムシェルタイプのボディーを持つことが特徴で、どこにでも持ち歩ける小型・軽量設計が魅力だ。ボディーサイズは約311(幅)×206.3(高さ)×13.4(厚さ)mmで、重量は約1061g(フルHD液晶モデル)または約1090g(4K液晶モデル)だ。
CPUは第8世代Coreプロセッサで、内蔵ストレージはSSD、ディスプレイはタッチ操作対応の13.3型液晶を備える。発表時現在、以下の4構成が用意されている。
- Core m3、8GBメモリ、64GB SSD、フルHD液晶
- Core i5、8GBメモリ、128GB SSD、フルHD液晶
- Core i5、16GBメモリ、128GB SSD、フルHD液晶
- Core i7、16GBメモリ、256GB SSD、4K液晶
ボディーはマグネシウム製で、画面ガラスにはCorningの「Concore Glass」を採用している。ボディーカラーはJust BlackとNot Pinkの2つを用意する。本体の裏面は、持ちやすいように波上の加工が施されている。
キーボードは静音加工された「ハッシュキー」で、タイプ音も静かだという。暗所で使いやすいバックライトも付いている。
本体のポート類は左側面にUSB Type-C端子とイヤフォン端子を、右側面にUSB Type-C端子を備えている。
バッテリー容量はフルHD液晶モデルが45Wh、4K液晶モデルが56Whで、いずれのモデルも最長12時間の連続稼働に対応する。本体には45W(20V/2.25A)出力のACアダプターが付属する。このACアダプターはPixelスマートフォンでも利用可能だ。
無線LAN(Wi-Fi)はIEEE 802.11ac/a/b/g/nに対応し、Bluetooth 4.2も利用できる。
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