「黒いNoctua」に普通のカラバリ以上の注目が集まる理由:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
Noctuaからフィンやヒートパイプ、ファンなどを全て黒で統一したCPUクーラーが3モデル登場して話題になっている。「普通のカラバリとは違った意味合いがありますね」とショップの期待値も高い。
「Steel Legend」に「PRO 10G」――新型X299マザーが続々登場!
11月1日に登場した「PRIME X299 Edition 30」に続き、Intel X299チップセットを搭載した新型マザーボードが複数店頭に並んでいる。
ASRockからはATXサイズの「X299 Steel Legend」が3万4000円前後で売り出された。電源回りが11フェーズあり、最大20Gbpsで転送できるUSB 3.2 Gen 2x2ポートを1基備えるなど高性能な作りとなっている。
MSIからも、USB 3.2 Gen 2x2ポートを1基備えたATXマザー「X299 PRO 10G」が登場した。価格は4万2000円前後だ。M.2 PCIe SSDが2枚挿せる拡張カード「M.2 XPANDER-Z」や、Aquantia製「AQC107」チップ搭載の10GbEカードも付属する。
ASUSTeKからはATXモデル「PRIME X299-A II」が4万4000円前後でデビュー。AIを使ってCPUと冷却能力をプロファイリングし、最適なオーバークロック環境を構築する機能を装備しており、M.2 PCIe SSDが3枚挿せる仕様となっている。
いずれも注目度の高いマザーながら、まだ様子見のユーザーが多いそうだ。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「何しろ次世代CPUのCore Xの登場時期がまだ読めませんからね。セットで買うために、今は情報収集に徹している人が多いと思います」という。
次世代Core X(Core i9-10000シリーズ)は11月の登場がうわさされているものの、先週末時点では発売日などの具体的な情報はキャッチできなかった。別のショップは「次世代のRyzen Threadripperもまだ話が降りてきませんね。いずれも当初の情報なら店頭に並んでいてもおかしくないんですけどね……」と、少しやきもきしている様子だった。
関連記事
- 「キャッシュレス化、明らかに進んでいます」――増税1カ月後のアキバ
経産省の「キャッシュレス・消費者還元事業」の影響もあり、アキバではキャッシュレス決済がこれまで以上に進んでいるらしい。中には「8:2でキャッシュレス」との声も。 - 「現金:カード:コードで4:4:2」――自作PC街の支払い事情
消費税の増税とともに始まった経済産業省の「キャッシュレス・消費者還元事業」。キャッシュレス決済を促す意図は電気の街・秋葉原でどのくらい浸透しているのだろうか? - サムスンの1TB SSDが外付けケース付きで9990円!
先週末に、特価で9990円となっていたサムスンの1TB SSD「SSD 860 QVO」1TBモデルが、今週末は外付けケースのオマケ付きで価格据え置きとなっている。 - 全コア5GHz動作の「Core i9-9900KS」が目の覚めるヒット!
全コア5GHzで動作するLGA1151対応の特別モデル「Core i9-9900KS」が10月末に登場した。「Intel製CPUとしては久々のヒットモデルとなった」と語るショップが複数あった。 - 待望のグラフィックス内蔵Core i3登場も静かな空気
Intelから「Core i3-9100」と「Celeron G4950」が登場し、下位CPUの層が厚くなった。また、新型Core-X対応をうたうX299マザーの予約もスタートしている。さて、アキバの空気は……?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.