LenovoがDucatiとコラボ 「Lenovo Ducati 5」発進:CES 2020
Lenovoはイタリアのバイクメーカー「Ducati(ドゥカティ)」のレーシングチームのオフィシャルスポンサーを務めている。その縁もあってか、LenovoがDucatiの名を冠するノートPCを一部の市場で発売する。日本での発売は未定だ。
Lenovoは1月6日(米国太平洋時間)、イタリアのバイクメーカー「Ducati(ドゥカティ)」とコラボレーションした14型ノートPC「Lenovo Ducati 5」を発表した。4月に一部の市場で発売される予定で、最小構成の販売価格は899ユーロ(約10万9000円、付加価値税込み)となる見通し。
なお、日本での発売は未定となっている。
Ducati 5は、Lenovoが「MotoGP」のDucatiチームのオフィシャルスポンサーを務めていることから実現したモデル(参考リンク)。ボディーにレーストラックを意識した模様があしらわれている他、裏面の吸気口がDucatiバイクのフレーム構造を意識したデザインとなっている。UEFI(BIOS)のブートロゴも専用のものが使われているという。専用デザインのスリーブケースも付属する。
CPUは第10世代Coreプロセッサ(Ice Lake)で、最上位構成では「Core i5-1035G1」(1G〜3.6GHz、4コア8スレッド、Intel UHD Graphics内蔵)を備える。メインメモリはDDR4規格で、最大で8GB搭載している。SSDはPCI Express接続で、容量は1TBとなる。
ディスプレイはフルHD(1920×1080ピクセル)の14型IPS液晶を備える。Webカメラには物理的なプライバシーシャッターもを装備している。バッテリー利用時の最長稼働時間は約12時間(BatteryMark 2014での自社計測値)となる。
インタフェース類は左側面に電源入力端子、USB 3.1 Type-C端子、HDMI 1.4出力端子、イヤフォン/マイクコンボジャックを、右側面にUSB 3.1 Type-A端子×2とSDメモリーカードスロットを備えている。USB 3.1 Type-C端子はUSB Power Delivery(USB PD)による電源入力とDisplayPort 1.4bによる映像出力も可能だ。
通信はWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)とBluetooth 5.1に対応している。
ボディーサイズは321.7(幅)×211.8(奥行き)×16.9(厚さ)mmで、最軽量構成の重量は約1.58kgとなる。
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