高級ゲーミングチェア「noblechairs EPIC」を試す:これはいいものだ(2/3 ページ)
PCゲームにこだわるなら、ゲーミングPC、キーボードやマウスなどだけでなく、ぜひゲーミングチェアにもこだわってほしい。だって、その使い心地が、あまりにも違うからだ。
組み立ては慎重かつ確実に行いたい
実際の組み立て作業だが、パーツを確認しつつていねいに組み上げていたため、作業時間が30分ほどがかかった。特に大きく注意する点はないが、背もたれと座面をネジで固定する部分を覆う「背もたれ用サイドカバー」は左右それぞれはめるパーツが指定されており、気をつける必要がある。組み立てには順序があるため、時間はかかってもいいので、慎重かつ確実に組み上げたい。
固すぎず柔らかすぎず、座って実に気持ちいい
EPICを組み上げたので早速座ってみる。座面と背もたれ内部には「高密度モールドウレタン」が使われており、指で押した感触は若干固めなものの、実際に座ってみるとその反発具合がちょうどいい。
背もたれに寄りかかると、肩甲骨あたりを包み込む感じが、これもまた何とも心地いい。表面と背面に使われている素材は合成皮革の「ポリウレタン樹脂性レザー」(以下、PUレザー)だが、手触りもよく、座っていて気持ちいい。ちなみにEPICの耐荷重は120kgなので、たいていの人ならば大丈夫だろう。
座面幅は35cmで、その外側にある余白部分は最大56cmと少し大きめだ。これだけの幅があるため、大きな体格の人でもしっかりと座れる。座面高は46cm〜52cmに調節できる。筆者は身長170cmだが、座面を一番低くして座ると足がふわっと床に付く状態で、一番高く設定すると足が中ぶらりん状態になる。ここはもう少し低くてもいいのではないかと思った。身長の低い人が使う場合は、座面が少し高く感じるかもしれない。
PUレザーは1.5mm厚ある。一般的なソファーやオフィスチェアでは、0.8〜1.2mmの素材が使われているが、それよりも厚いためしわが寄りにくいとのことだ。また、表面には直径1mmの穴が5mm間隔で開けられており、熱を逃がすことで蒸れにくい。今は寒い時期なのでそれほど蒸れを感じないが、汗をかく夏には効果がありそうだ。
関連記事
- noblechairs製ゲーミングチェア「EPIC」に日本未発売のカラバリモデル2タイプ
アーキサイトは、独noblechairsブランド製ゲーミングチェア「EPIC」のカラーバリエーションモデル2タイプの取り扱いを発表した。 - CFD販売、メタルフレーム構造を採用したゲーミングチェア 税別約1万8000円前後
CFD販売は、ゲーミングブランド「GALAKURO GAMING」製のゲーミングチェア「GALAKURO GAMING CHAIR-BKGY」を発表した。 - CORSAIR、通気性に優れたファブリック素材のゲーミングチェア
リンクスインターナショナルは、CORSAIR製の高耐久ゲーミングチェア「T3 RUSH」の取り扱いを開始する。 - 240Hz&RTX 2080でヌルヌル動作! あこがれの49万円ゲーミングPC「ROG Zephyrus S GX531GXR」を試した
消費税増税前に駆け込みで購入した自慢のゲーミングノートPCを、ASUSが誇る「ROG Zephyrus S GX531GXR」と対決させた。ガチ勝負の結果はいかに……。 - 新型「ZenBoook 14」はゲーミングPCの夢を見るか?
ASUS JAPANの14型モバイルPC「ZenBook 14」がモデルチェンジし、CPUやGPUが強化された。新たなGPUの搭載により、モバイル環境でのゲーミング体験はどこまで変わるのだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.