BCNはこのほど、2019年末における国内タブレット市場の調査結果を発表した。
家電量販店およびネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」によれば、2019年12月のタブレット端末市場ではアップルが販売台数で大きく躍進し、メーカー別シェアでは71.9%を獲得。この背景として、米中の貿易摩擦のあおりを受けてHuawei Technologiesのシェアが低下したことに加え、消費税増税後に第7世代のiPadが販売されたことが原動力になった、と同社は推測している。
またタブレット市場そのものの拡大についても言及。販売台数の伸び率では、消費増税前の駆け込み需要にあたる19年9月に169.9%とここ2年で最も高い値を示した後、さらに12月まで2桁増を維持している。
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