高い静音性と光モノで自在に遊べるPCケース「Define 7」がデビュー:古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)
今週は多くの新製品が登場した。優れた静音機能を備えたPCケース「Define」の最新モデルや、PC向けの小型ゲームパッド「GTX 24 Runa」、増設スロットつきの2ベイNASキット「TS-251D」などが発売された。
先週は静音性の高さで定評のあるFractal Designのミドルタワーケース「Define」の最新モデル「Define 7」と、そのフルタワーモデル「Define 7 XL」が登場している。
フルタワーの「Define 7 XL」とミドルタワーケースがデビュー
Define 7は9種類のラインアップから選べる。左側面に防音性の高いソリッドパネルを採用した「Define 7 Solid」はブラック/グレー/ホワイト/ブラック&ホワイトの4色があり、価格は2万5000円強(税込み、以下同)となる。
強化ガラスを使った「Define 7 TG」はブラック(強化ガラスライト)/ブラック(強化ガラスグレー)/グレー(強化ガラスライト)/ホワイト(強化ガラスクリア)/ブラック&ホワイト(強化ガラスクリア)があり、価格はそれぞれ2万8000円弱だ。
Define 7 XLは、ブラックのみで3種類をそろえる。ソリッドパネルを採用した「Define 7 XL Solid」は3万3000円前後だ。「Define 7 XL TG」は強化ガラスにライトとダークがあり、いずれも3万5000円強となる。
各ラインアップともに、防音タイプと換気タイプの2種類のトップパネルが付属している他、ケース前方には水冷ラジエーターやドライブ類が排他で利用できる。
入荷したTSUKUMO eX.は「内部のシャシーが組み替えられるので、構成の自由度が高いですし、組み込みや交換もやりやすいです。静音性に振ったり、イルミネーションを重視したり、バランスをとったりとかなりやりたいことが追求できるんじゃないかと思います。(2018年1月に登場した)1つ前のDefine R6から正常進化という感触ですね」と話す。
ただ、Define R6のソリッドモデルが2万円前後で登場したことから、今回の値付けがどう評価されるかは微妙とも。「昨今の事情からPCケース全体で値上がりしているのも背景にあるようです」という。
なお、前回紹介したInWinとEK Water Blocksのコラボケース「EK-Classic InWin 303EK」の販売もスタートしている。価格は5万8000円前後だ。オリオスペックでは同ケースを使ったオリジナルの水冷PCも完成品として32万7800円で販売しており、実機が注目を集めている。CPUのRyzen 9 3900Xや、GPUのRadeon RX 5700 XTを水冷する仕組みだ。
周辺機器の新製品も多かった。
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