CeleronやPentium Gまで――第10世代Core iシリーズ14モデルが店頭に並ぶ:古田雄介のアキバPick UP!(2/4 ページ)
先行の上位モデルに続き、開発コード名「Comet Lake-S」こと第10世代Core iシリーズが続々とアキバに登場した。時を同じくして「H470」「B460」「H410」チップセットを搭載したマザーボードも売り出されている。
Intel H470/B460マザーが続々登場! 人気は「H470 HD3」
第10世代Core iシリーズに対応するLGA1200ソケットマザーのラインアップも拡充されている。先々週のIntel Z490に続き、先週は「Intel H470/B460/H410」チップセットを搭載したマザーボードが売り出された。
Z490に次ぐ機能を持つH470マザーの価格は1万3000円〜2万3000円程度で、PCIeレーン数を16に抑え、USB 3.2(Gen2)のサポートを外した中位のB460マザーは1万円〜1万5000円程度だ。エントリーのH410マザーは、8000円前後のモデルがギガバイトとBIOSTARから売り出されている。
反響はまだあまり大きくない様子だ。パソコンSHOPアークは「Z490などの上位マザーが売れるくらいで、中位以下はまだ動きがあまり……。CPUのラインアップもそろいましたし、ここから価格が落ち着いて徐々に浸透してくれればと思っています」と淡々と話す。
その中で、ギガバイトの「H470 HD3」だけは目立って売れているという。価格は1万5000円強だ。パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は、その理由を「32bit対応のPCIスロットがあるから」と語る。「(地デジチューナーの)PT1やPT2を使っている人にとって、最後の乗り換え候補になるかもしれない貴重な構成です。最新の環境にPT1/2を組み込めるということで、分かっている人が黙々と買っていきます」という。
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