“10万円”の余裕がある今だからこそ手に入れたいハイスペックPC「AORUS 15G」を試す(2/3 ページ)
ゲーミングノートPCも、CPUをIntelの第10世代Coreに改めた新モデルが続々と登場している。GIGABYTE Technologyの「AORUS」シリーズも国内モデルが生まれ変わって最新世代となった。その最上位モデルをチェックした。
オムロンのメカニカルスイッチ採用キーボードを搭載
キーボードは英語キーボードの「AORUS Fusion RGB Per-Keyメカニカルキーボード」が搭載されており、これにはオムロン製のスイッチが使われている。キーピッチは実測で約19mm、キーストロークは約2.5mmと深いので、しっかりしたタイプ感を得られるのが特徴だ。
このあたりは好みが分かれるとは思うが、ノートPCにありがちなペタペタしたあっさりした入力感とは違う感触なため、筆者としては打ちやすいと思った。デスクトップPCで深く打つタイプのメカニカルスイッチのキーボードを利用しているなら、それとあまり変わらない印象を持つかもしれない。
キーボードにはテンキーも用意されており、リターンキーと矢印キーがとても詰まった形になっている。特にリターンキーとバックスラッシュキーが上下に並んでおり、慣れるまではミスタイプをしてしまった。
テンキーがあることで、ゲームで多用する「WASD」キーが左側に寄っているという見方もできるが、このあたりはトレードオフとなっている部分であり、人によって評価が割れるところだろう。
なお、タッチパッドの左上には指紋認証センサーがあり、Windows Hello用のデバイスとして使えるので、一度登録しておけば簡単にログインすることが可能だ。
豊富なインタフェースを用意
AORUS G15には豊富な端子類が用意されている。
右側面には電源コネクター、SDメモリーカードスロット(UHS-II対応)、Thunderbolt 3、USB 3.0×2の各端子があり、左側面にはHDMI 2.0出力、Mini DisplayPort 1.4出力、USB 3.0、3.5mmのヘッドフォン兼用マイクロフォン端子が配置されている。排気用のスロットは左右側面と背面にあり、高負荷時には勢いよくファンが回り、排熱する仕組みだ。
ストレージだが、サムスン製の512GB M.2 NVMe SSDが搭載されていた。CrystalDiskMarkによるベンチマークテストでもリード、ライトともに毎秒3000MBとなっており、Windowsの起動やゲームのローディングなどで高速な動作が期待できる。
続いて、ゲームタイトルを使ったベンチマークテストを行った。
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