“10万円”の余裕がある今だからこそ手に入れたいハイスペックPC「AORUS 15G」を試す(3/3 ページ)
ゲーミングノートPCも、CPUをIntelの第10世代Coreに改めた新モデルが続々と登場している。GIGABYTE Technologyの「AORUS」シリーズも国内モデルが生まれ変わって最新世代となった。その最上位モデルをチェックした。
ベンチマークテストの結果も良好
ここからは、ゲーム関連のベンチマークテストをした結果について紹介していく。まずは定番の「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」からだ。比較として4Kの液晶ディスプレイにDiplayPort接続をしてベンチマークテストも実行した。
結果のグラフを見れば明らかだが、フルHD高品質であっても「快適」をたたき出した。4Kについても同様で、軽量品質では「やや快適」、高品質では「普通」という結果になった。かなり重いベンチマークテストなので、コストパフォーマンスを求めたゲーミングPCでは「普通」を取るのも難しいケースが多いのだが、そのあたりはさすがといったところだ。
次に、実際にゲームをプレイして、そのフレームレートを測定した結果を示していこう。まずは「PlayerUnknown's Battlegrounds」(以下、PUBG)だ。
PUBGは処理が重いゲームソフトで、ハイパフォーマンスなPCでないと、正確な射撃や移動が難しい。しかしAORUS G15は「ウルトラ」の解像度でも平均で109fpsというテスト結果だった。ディスプレイが備える240Hzのリフレッシュレートも合わせて考えると、とても快適にプレイできるのは間違いない。
次に「FORTNITE」についても測定してみたが、FORTNITEは負荷の軽いソフトのため、PUBGよりもかなりよい結果を示している。低品質にあっては212fpsとすごい値だった。ただしFORTNITEは画質を下げていくと画像が荒れ、とてもプレイできるレベルではなくなるので、プレイするならば高画質が必須だ。しかしそれにしても十分に対応できているのはさすがといえる。このスペックならば高解像度で安心したプレイができる。間違いなく。
やっぱりハイスペックなマシンは欲しくなる
これまで見てきた通り、AORUS G15はそのスペックに見合うだけの性能を持つゲーミングノートPCだ。予算の都合がつくならば、このレベルのマシンは欲しくなるもの。そろそろボーナスの支給シーズンを迎えるし、2020年は特別な収入も得られている方も多いかと思うので、購入予算に10万円を足せば手に入れられるかもしれない。手元資金に余裕があるのならば、ぜひとも購入してもらいたいPCといえる。
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