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Appleが“史上最速“と語る「16インチMacBook Pro+Radeon Pro 5600M」は買い? 新旧比較テストで分かった性能差本田雅一のクロスオーバーデジタル(4/4 ページ)

画面サイズを大型化しつつ、プロ向けに再構築された「16インチMacBook Pro」の登場から半年が過ぎ、より高速な内蔵GPUを選べるようになった。Appleが「史上最高性能のMacBook Pro」と語るその実力を従来モデルと比較しながら明らかにしていく。

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多くの場合は5500M搭載機がベストバイだが用途によって使い分けたい

 AppleはRadeon Pro 5600Mのオプションについて「史上最高性能のMacBook Pro」という言い方をしている。今回の高性能オプション追加は、搭載プロセッサでいうとCore i5とCore i9の関係に近い。つまり、5600Mの性能が高いことは明らかだが、費用対効果という面では5500Mの方が優れている。

 特に動画関係の作業を行うのであれば、ローエンドモデルが採用するRadeon Pro 5300Mを5500Mにアップグレードする価値は大いにある。しかし、さらに6万〜7万円を追加して5600Mを選ぶのであれば、Premiere Proぐらいのパフォーマンスゲインが欲しいところだろう。

 「少しでも高いパフォーマンスが欲しい」「あと少しでも高速になれば仕事の効率が高まる」など、少しでも多くのパフォーマンスを渇望する使い方をしているならば、ユーザー自身がそのことを把握しており、5600Mと5500Mのどちらを選択すればいいか判断できるはずだ。

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