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AMDがデスクトップ向け第3世代Ryzen APUをバルク販売 8月8日11時から:詳細は後日発表
AMDが、第3世代APU(GPU統合CPU)をバルク販売することを発表した。ただし、現時点では詳細なスペックは公開されていない。【訂正】
AMDは8月8日午前11時から、デスクトップ向けAPU(GPU統合型CPU)「Ryzen 4000シリーズ」をトレー販売する(※)。想定販売価格は1万9980円〜3万9980円(税別、以下同)だ。
(※)トレー販売:いわゆる「バルク販売」のこと。パッケージなしのCPU(APU)単体販売となる
【訂正:7月27日22時40分】CPU名に一部誤りがあったため訂正致しました。合わせて、詳細発表記事へのリンクを追加しました
Ryzen 4000シリーズはZen 2アーキテクチャの7nmプロセスCPUと、7nmプロセス化されたGCN(Graphics Core Next)アーキテクチャのGPUを統合したAPUで、すでにモバイル向け製品が商品化されている。
今回トレー販売されるのは、そのデスクトップPC向け製品の一部で、以下の3モデルが用意される。掲載している価格は、AMDの想定販売価格(税別)となる。
- Ryzen PRO 3 4350G:1万9980円
- Ryzen PRO 5 4650G:2万6980円
- Ryzen PRO 7 4750G:3万9980円
各APUの仕様の概要は、別記事を参照してほしい。
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