ASUSがTiger Lake搭載ノートPCを相次いで投入:第11世代Core搭載モデルが続々(1/2 ページ)
ASUSが9月3日、発表会を開催しIntelの第11世代Core搭載モデルの投入を明らかにした。発売時期や価格は現時点で不明だ。
ASUSは9月3日(現地時間)、「BLUE FOR BRILLIANCE」と題したバーチャル発表会を開催し、Intelの第11世代Coreプロセッサ(開発コード名:Tiger Lake)を搭載するノートPCの投入を明らかにした。現時点では日本での発売を含め、採用するCPUの型番、発売時期や価格は不明だ。
14型のビジネス向けノートPC「ExpertBook B9」
まず、ビジネス向けの14型ノートPC「ExpertBook B9」は、約880gという軽量ボディーを維持しつつ、CPUをComet LakeからTiger Lakeに変更する。
13.9型ノートPC「ZenBook S」
3300×2200ピクセルの画面解像度(アスペクト比は3:2)を持つ13.9型ノートPCが「ZenBook S」だ。重量は約1.35kgで、最薄部15.7mmのボディーにTiger Lakeを搭載する。
メモリは最大16GB、ストレージは最大1TBを備え、Wi-Fi 6もサポート。最長12時間のバッテリー駆動(49分で60%の急速充電対応)が可能だ。
13.3型の2in1 PC「ZenBook Flip S」
液晶ディスプレイが360度回転する2in1 PCの「ZenBook Flip S」も、Tiger Lake搭載モデルを用意する。最薄部13.9mmのボディーで重量は約1.2kg、15時間のバッテリー駆動をうたう。
4K解像度(3840×2160ピクセル)の13.3型OLEDディスプレイを採用し、DCI-P3 100%(sRGB 133%)の色域を備え、HDR表示対応の他にPANTONE認証も取得済みだ。
続いて、14型のZenBookシリーズを見ていこう。
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