次はGeForce RTX 3090! そして訪れるキロワット時代:古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)
GeForce RTX 3080に続いて、最上位のRTX 3090搭載グラフィックスカードも間もなく登場する。この流れで電源ユニットのトレンドにも変化が起きそうだ。
速報の通り、NVIDIAの新GPU「GeForce RTX 3080」を搭載したグラフィックスカードは入荷したら即座に売り切れるという状況が続いており、方々のショップから「久々のキラーアイテム」との評価が聞こえてくる。
定格1650WのATX電源「DA1650」が店頭に並ぶ
そして人気の退潮を待たずして、9月24日にはシリーズ最上位の「GeForce RTX 3090」を搭載したカードも投入される。ドスパラ秋葉原本店などは既に深夜販売イベントの実施を告知しており、こちらも盛り上がりそうだ。
これらの反響は、他のパーツの売れ行きにも影響を与えているという。RTX 3080の発売前から人気のVGAサポートステイの他、大型のカードが余裕を持って挿せるフルタワークラスのPCケースの注目度も増しているといった話を複数のショップで聞いた。中でも耳にしたのは、大容量電源の売れ行きが増加しているとのコメントだ。
ドスパラ秋葉原本店は「キロワット電源が売れるようになりましたね。当店でも1200Wなどのラインアップを増やすようにしています」と話していた。TSUKUMO eX.も「NVIDIA公式でカードの消費電力はRTX 3080で320W、RTX 3090で350Wですからね。電力的には10年前のGeForce GTX 480以来のブレイクスルーになるでしょう」と大きな基点になると見る。
そのような中、SilverStoneからは定格1650WのATX電源「DA1650」が登場している。価格は5万9000円弱(税込み、以下同)だ。80PLUS GOLD認証を取得したフルプラグインタイプで、奥行き180mmのボディーに135mm径のファンを搭載する。なお、一般的な国内の家庭用コンセントにつなぐ場合は、最大1500W出力となる。
次に、レガシーインタフェースを備えたマザーボードを見ていこう。
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