アキバで高まる次世代GPU「GeForce RTX 30」シリーズへの期待感:古田雄介のアキバPick UP!(1/4 ページ)
NVIDIAの次世代GPU「GeForce RTX 30シリーズ」の登場を期待する空気が、先週以上に濃厚になってきたのをアキバで肌で感じるようになってきた。一方で、パーツ鑑賞のための新ツールも話題を集めている。
9月1日にNVIDIAから発表された「GeForce RTX 30」シリーズは、9月17日発売予定の「GeForce RTX 3080」を皮切りに、随時国内でも売り出される流れとなっている。PCパーツショップではその期待から、8月末にはハイエンドグラフィックスカードに対して購入を様子見する空気が流れていたが、先週はその雰囲気がさらに濃くなった感がある。
長尾製作所のVGAサポートステイが先買い人気
従来のハイエンドクラスの売れ行きに急ブレーキがかかったという話は聞かないが、「欲しい人は直輸入を含めて黙々と準備している感じですね」「とりあえずベンチマーク待ち……ながら、ほとんど購入を決めている感じの話をちょくちょく聞きます」「集団に買いに来られた方が3090や3080の話をしていました」といったコメントは複数のショップで聞かれるようになっている。
その中で、意外なアイテムの売れ行きが伸びているという。長尾製作所の「VGAサポートステイXS マグネット式」で、価格は1000円弱(税込み、以下同)だ。マザーボードに刺さったグラフィックスカードの端を支える補助ツールで、固定位置から10〜75mmの高さで荷重を受け止める。
パソコンSHOPアークは「RTX 3090や3080搭載カードがなかなかのサイズになるのはもう知られているので、購入を決めている人がステイを先買いしているみたいですね。複数個買っていく人もいました」という。
取材時点でまだ在庫が残っていたが、予想以上の売れ方で一時的に売れ切れる可能性もある様子だ。
続いては、店員自作のパーツ新作を見ていこう。
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